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清明様の憂鬱 番外編 青龍と天使 ㊹
バチンと目が覚めた
本当に電気が通ったみたいにバチンとまぶたがあいた
ロンドンだ あそこはレグの言っていた出身地に違いない
そして今のはレグのお父さんだ
俺はアドレナリンが出まくって自分を止められなくなった
「レグレグレグ」隣で眠っているレグをゆすったがなかなか起きない
「レグ ボンバイエ」 レグが薄く目を開けてにゃむにゃむにゃいったがまだ起きない
我慢できなくなって 「ちょわよーん」
と言いながら 腕ひしぎ十字固めをかけた
これはさすがにきいたらしく「ぎゃああああ」と叫んだ
起きてくれた やった
嬉しさのあまり 布団ごとかかえてぐるぐる回転しながら言った
「聞いてくれすごいんだ ちょわよーん」
「わかった わかったから」
その時ドンと音がして俺は壁まで吹っ飛んだ
こわい顔をした狐が
「朝から何やってんのじゃ この馬鹿」 それでちょっと意識が戻った
レグが唖然として俺を見ている
髪もグシャグシャになっている 狐が「どうしてこんなことしたんじゃ」
と怖い顔で言うので
「組織に命令されて・・・・」と言いながらうなだれた




