清明様の憂鬱 特別篇 青龍と天使 ㉑
そうだ退路があったはずだ 葛の葉にもらった地図を思い浮かべた
そういうのはなぜかすんなり頭に入る
ビルは水を引くために地下でつながってると言った
地下まで降りられるか 降りるとしたらどこが安全だろう
考えを巡らせてていると目の前の空間にずぼっと穴が開いて葛の葉が顔を出した
「こっち こっちはやく はやく」屑の葉が叫んだ
助かった
レグの手を取るとかすかにふるえているのがわかった
きっと殺し合いには慣れていないだろう そう思って無理に引いたが足の力も抜けているようなので
肩を貸して無理やり運んだ
葛の葉が引っ張り俺が無理やりおしこんで何とか収まった
次に俺が入ろうとすると
「お前はまだ入ってはいかん」と葛葉が言った
「なんでだ」
「あれみてみろ」葛葉が指さした先にはさっきの死体があった
異様なのは胴から離れた頭が動いてる
「なんなの あれぇ?」
「あれはさ 完全に切り離さないとだめなんじゃ」
「めんどくさい 死ぬほどめんどくさい」と言うと「これ使え」バケツをくれた
「なにこれ」と言うと
「なかに聖水が入ってる入れると溶けるから地価の下水道の流れが速いところで捨てろ」
「ええ俺だけ 結局 地下いくんか?」
「しょうがないだろう ただ捨てただけではよみがえってしまうし天使さんほっとけないでしょう」
「そだな」俺は頭を取ってバケツに入れた
シュワーというさわやかな音とともに頭が解けた
「この水は俺が使っても平気なのか?」
「お前忘れてるかもしれんが おまえは位が低いけど神 そんでもって私は神の使いの使い
溶けるわけないんじゃ」
「そだな」言ったが めんどくさーあああ




