9/19

ep.8 冒険者登録

そろそろストックがなくなってきて、毎日更新できるかどうかあやしいです（−＿−；）

それでも頑張っていきます。

　ギルマスの部屋を出ると、エルド達がいた。

「お、マナブなんかあったのか？」

「いやなんでも無い。少し話しただけだよ。」

「そうか。俺達はこれから宿に戻ろうと思うんだが・・・。」

「俺は冒険者登録したいから、ここでお別れかな。」

「そっか。最後に助けてくれてありがとう。これはお礼だ。レッドベアーの素材と報酬金だ。これはマナブが倒したんだ。受け取ってくれ。」

「え、でも・・・わかった、有難く頂戴しよう。しかし、肉はみんなで食べてくれ、この量は俺一人では無理だ。」

「すまんな。ありがたくもらおう。」

「私達はあんたみたいに強くはないが、困ったことがあったら、協力するよ。」

「あぁ、その時は頼らせてもらうよ！」

「僕がもっと強くなったら、一緒に依頼をしましょう。」

「その時を待ってるよ。」

「そん時は俺と勝負しようぜ！」

「楽しみにしてるよ。」

「今度、魔法の講談、しよう。」

「約束だよ。」

　そして、エルド達と別れた。いい奴らだったな。レッドベアーの素材と報酬金の金貨30枚をアイテムボックスに入れた。よし、いよいよ冒険者登録だ。俺は受け付けのところに向かった。受付嬢はさっき案内した、薄い緑の長髪をした清楚な感じの美人だ。

「あら、さっきの・・・、ご用件はなんでしょうか？」

「冒険者登録をしたいんですが。」

「わかりました。今回、あなたの担当をさせて頂きます。リリア・ミレルです。それでは、こちらに名前と年齢、特技を書いてください。代筆の場合は、銅貨50枚となります。」

「いや、自分で書きます。」

　名前、年齢、特技と書いていく。特技には刀、槍、弓矢、魔法と書いた。

「はい、以上ですね。それでは、マナブさん、このカードの上に血を垂らしてください。・・・はい、これで登録完了です。それでは冒険者について説明させて頂きます。等ギルドは簡単に言えば、仕事を斡旋する場所です。依頼を受け、それをこなし報酬を受け渡す場所です。依頼には難易度で依頼が分かれており、冒険者もランクで分かれています。下からF、E、D、C、B、A、S、SSで分かれており、Fランクは例外として12歳以下が対象、それから上はレベルごとに分かれていて、1〜10、11〜20、21〜30、31〜50、51〜99、100〜、となっております。また、SSランクになる為の条件は特に無く、対象となった場合、こちらから個人的にご報告させて頂きます。また、ランクを上げる為にはその対象のレベルになり、そのランクの依頼を受けることでランクを上げれます。現在のあなたのランクはEランクでレベルもこのカードに書いております。またこのカードは身分証明書にもなるので絶対に無くさないように。再発行は金貨1枚となります。以上で説明を終わります。何か質問はありますか？」

「いえ、特にありません。ありがとうございました。良ければ、オススメの宿とかありますか？」

「それなら〈憩いの宿〉という宿がオススメです。」

「わかりました。ありがとうございます、リリアさん。」

　そう言ってギルドを出た。リリアさんは最後まで手を振ってくれた。一応リリアさんの容姿は緑の綺麗な長髪でスタイル抜群のお姉さんみたいな美女です。むむむ、この世界は美男美女が多いのか、不公平だ！

　とにかく、まずはカードの確認をしないと、

　マナブ・シンドウ 18歳

　Eランクレベル11

　・・・あれレベル上がってる？・・・ステータス！

　ーーーーステータスーーーー

　マナブ・シンドウ 18歳 ♂

　種族：現人神 LV11

　職業：冒険者

　称号：武を極めし者、天才、全てを愛する者、最高神の愛しの義兄

　HP：461690／461690

　MP：446120／446120

　STR：46169

　VIT：53431

　INT：44612

　AGI：50837

　DEX：49021

　LUC：100

　スキル：〈真・神道流武術〉〈並列加速思考〉〈神眼〉〈真・神道流忍術〉〈気力操作〉〈鑑定〉〈アイテムボックス〉〈初級魔法〉〈魔力操作〉

所持金：金貨35枚

　おお、ステータスが上がってる。たった10あがっただけで、こんなに上がるなんて・・・将来どうなるんだろう・・・。

　よし、ステータス確認したところで、宿に向かうか。空いてれば、いいんだけど。

リリア・ミレル

受付嬢、薄い緑の綺麗な長髪で清楚なお姉さんタイプの美女

ランク

SS ？？？

S 100〜

A 51〜99

B 31〜50

C 21〜30

D 11〜20

E 1〜10