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チートがチートで異世界に  作者: みょん兎
第一章 王都編
8/19

ep.7 冒険者ギルド

いよいよ、テンプレ通りの冒険者ギルド!

今回は特にこれと言ったものはない・・・と思います。

 

 王都。人族の国の首都。それは巨大な城壁に囲まれて、繁栄しており、中央にはこの国の象徴とも言える、王城がある。


「へ〜、すごいな。人が賑わってる。」

「だろう。俺達も最初来た時は、びっくりしたよ。」

「カイなんかずっと口を開けっ放しだったよな。」

「ちょっと、ミアもうそのことは忘れてよ。」

「がははは。安心しろ!俺たちみんなそうだったって!」

「うん。あの時は、仕方なかった。」

「・・・エルド達は同郷なのか?」

「あぁ、俺達は同じ出で18年間ずっと一緒だったんだ。」


 そうなのか。ミアの雰囲気や、アルトのガタイについてツッコミたかったが、抑えた。周りをみてみると、色んな種族がいた。


 獣の耳と尻尾を持った人は獣人、耳がとんがってる人はエルフ、鱗が少し生えて翼があるのが竜人、角が生えているのが魔人か。


「じゃあ、みんなギルドに行って報告しよう。」


 エルドがそう言ったので、俺も着いて行った。


 着いて行くと一つの建物に着いて、中に入って行った。エルドは受け付けであろう場所に向かい、受付嬢に報告した。


「いらっしゃいませ。ご用件はなんでしょうか?」

「依頼達成の報告だ。」

「はい。ワーウルフの討伐ですね。討伐部位は耳ですね。・・・はい。全部で20体ですね。報酬の銀貨40枚です。」

「確認した。それともう一つ報告したいんだが、・・・森の浅いところでレッドベアーと遭遇した。」

「っ!・・・少々お待ちください。」


 受付嬢が奥に行き数分後、戻って来て、俺達を奥へと案内された。中の一室に入るとそこには中年のガタイががっしりとした男が椅子に座っていた。イケメンの部類だ畜生!


「話は聞いた。緊急の為、この部屋に案内させてもらった。まぁ、そこのソファーにでも、座ってくれ。」


 そして、言われるがままに、ソファーに各自座った。


「申し遅れたな。私はこの王都の冒険者ギルドのギルドマスター、バッシュ・コクーンだ。」


 するとエルド達が驚いた表情で、緊張が走った。「ギルマス」「あの元SSランクの」とか呟いてる。すごい人というのは分かった。


「今回、君たちの報告を聞きたいんだが。もしそれが本当なら少し深刻な問題だ。経緯を詳しく聞かせてくれ。」


 そして、エルドはレッドベアーの件の経緯を話した。最後に、報酬部位の牙を見せた。


「そうか。真実なのか。ふむ、分かった。直ちに緊急依頼を出そう。レッドベアーの報酬部位と素材は君達の好きにするといい。それともう一つ、マナブだったな、少し残ってくれないか?」


 なんとなく、そうだろうと思い俺だけ残った。すると、ギルマスはこちらを少し睨んできた。いかついな〜。


「さて、早速なんだが、君は一体何者なんだ?」

「何者・・・ですか。」

「正直、君みたいなレッドベアーを一撃で倒すほどの高レベルの、しかも冒険者でなく旅人なんて見たことない。」

「えっと、まず幾つかありますが、まず一つ、私は人族です。次に私はここで冒険者になる予定でした。なぜ倒せたかはスキルとだけ言っておきましょう。そして、最後に、私のレベルは1です。」

「・・・・・・。」

「あ、あのう。」

「ふ、はははははは!なんじゃそりゃ!お前それが本当なら化け物だぞ!はははははは!まぁいい、スキルの詮索はマナー違反だからな。よし、分かった。もう行ってもいいぞ。」


 そして、俺は頭を少し下げ部屋を出た。














「ふふふふふふ。面白い奴が来たな。常人なら死ぬレベルのプレッシャーを与えたんだがな・・・。あいつは俺ごときが敵うやつじゃ無いな。・・・一度手合せしたいものだ。」


獣人族

獣の耳と尻尾が特徴。身体能力が高く、種類によって、技も異なる。


エルフ族

耳が尖ってるのが特徴。精霊魔法が得意。


竜人族

少しの鱗と翼が特徴。竜体化することができる。


魔人族

頭の角が特徴。魔力が高く、魔法が得意。


冒険者ギルド


バッシュ・コクーン

中年のガタイががっしりとした男、ギルマス、元SSランク

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