ep.6 初めての会話
ようやく異世界初の会話パートです。
ここで主人公は(自分の中だけで)この世界の理不尽を感じるwww
果たして、主人公はこの理不尽に立ち向かえるのか?!
「「「「「ありがとう(ございます)!」」」」」
「どう致しまして。怪我が治って良かったよ。それで、えーっと・・・。」
「俺の名前はエルド・バーン。冒険者でDランクだ。シーフをやっている。こんなんだが、一応このパーティーのリーダーをやっている。」
緑の髪をした彼は最後まで戦ってた1人だ。腰に短剣を携えてる。皮の防具を着ている。イケメンだ。
「私はミア・ネシス。剣士をやってる。助けてくれてありがとな!」
青のポニーテールの彼女。なんと言うか、姐さんという感じだ。獲物は両手剣で、少し重そうな鎧を着ている。。ボンキュッボンの美女だ。
「僕はカイ・ソニー。槍士だよ。危ないところをありがとう。」
赤の長髪の彼は、すごく落ち着いた雰囲気だ。武器は横にある槍。防具は軽めの鎧。そして、イケメン。解せぬ。
「俺はアルト・ムーン。格闘家だ!おめぇ、レッドベアーを一撃なんてすげぇな!」
紺色の短髪の彼はマッチョという感じだ。装備は動きやすい感じの皮の防具。そして、イケメン。なぜだ。
「私はイリシア・スフィー。魔術師。よろしく。」
彼女は白の長髪で黒のローブを着ている。その手には木製の杖がある。いいスタイルの美女だ。
俺はここで一つ学んだ。世の中はなんて、理不尽なんだ。俺もイケメンに生まれたかった。
ちなみにお兄ちゃんはかなりイケメンなのだが、気付いて無いよ。容姿は黒髪黒眼の少し髪が長い感じ。身長は175cmと平均で細マッチョだよ。 byミカ
・・・なんか慰めてもらった気がする。まぁ、冗談はここまでにして。
「俺の名前はマナブ・シンドウ。旅人だ。実はここの森で迷ってしまって・・・、もしよかったら、この近くの街まで案内してくれないか?」
「あぁ、大丈夫だ。でも、冒険者じゃなかったんだ。」
「てっきり、凄腕の冒険者かと思ったんだけどね。」
「そうですね。でもいいじゃ無いですか。」
「そうだぜ!旅人ならもしかして王都初めてか?」
「王都。すごく大きい。賑やか。」
「そうだな。王都は初めてだ。近いのか?」
「あぁ、森を抜けて1時間くらいだな。」
「そうか、なら案内お願いできるかな?」
「あぁ(えぇ)(はい)(おう)(うん)!」
こうして、彼等に案内を頼むこととなった。15分後くらいに森を抜けて、今は整備された道を歩いている。
「それにしても、マナブは強いんだな。レッドベアーを一撃なんて・・・。」
「運が良かっただけだよ。」
「そうは思わないね。同じ剣を扱うものとしてあれは鳥肌が立ったよ。」
「修練さえ積めば、ミアもできるようになるよ。」
「あの、槍とかは使いますか?」
「そうだねぇ、俺は基本、刀、槍、弓矢を使うよ。」
「今度、俺と勝負しようぜ。もちろん、拳でな!」
「うん、俺の流派でも無手の型はあるからね。」
「なるほど、流派。強いわけ。魔法も、使う。すごい。」
「魔法はまだまだひよっこだよ。今度、魔法について色々教えてくれよ。」
そんな感じで談笑しながら一時間後、大きな街というより都に着いた。
「そこの者、身分証明書を提示しろ。」
門番の横で立っている兵士の人がそう言うと、エルド達はカードみたいな物を兵士の人に見せた。
「すみません。身分証明書を持ってないんですけど、どうすれば・・・。」
「そうか、ならこの球に触れてくれ。」
「はい。」
「・・・ふむ、問題ないみたいだな。よし通れ!」
こうして俺は王都に踏み入って行った。
エルド・バーン
男、シーフ、Dランクのパーティーリーダー、緑の髪のイケメン
ミア・ネシス
女、剣士、青のポニーテールの美女
カイ・ソニー
男、槍士、赤の長髪のイケメン
アルト・ムーン
男、格闘家、紺色の短髪のイケメン
イリシア・スフィー
女、魔術師、白の長髪の美女