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チートがチートで異世界に  作者: みょん兎
第一章 王都編
18/19

ep.17 報告

投稿が遅れてしまい申し訳ありません。

今回は王国の内情についての説明回です。

それではどうぞ!

 

 レイカとの買い物を終えて、宿に戻った俺は、自分の部屋の椅子に座っていた。正直あんな掘り出し物があるとは思わなかったからだ。俺もSSRの装備が欲しいな。ダンジョンに早く行きたい!


「・・・、来たか。」


 気づくと同時に3人の黒いコートを羽織り、黒い仮面をつけた俺の分身が現れた。


「報告しろ。」

「ハッ。現在ここアスラル王国はラルク・アスラル国王により統治されております。56歳で、名君として有名であり、元SSランクの冒険者だとのことです。その国王には3人の王子と2人の王女がいます。1人は王位継承権を持っている、第1王子エリア・アスラル。27歳。小さい頃より英才教育を受け、文武両道で聡明な方と国民からや臣下からの評判も良いです。第2皇子ニック・アスラル。24歳。彼は王位継承権はありませんが、Sランク冒険者としてかなり有名で、王国騎士団団長であるアッシュ・ラルクと互角の力をもっているとのことです。しかし、横暴な面もあり、貴族との裏で賄賂などの取引をしています。こちらがその取引をしている貴族の名簿です。」


 そこには貴族であろう名前が20人近く書かれていた。


「そしてこれらの者たちはこの国の裏の顔とつながっています。その裏の顔とは奴隷です。」

「奴隷?確かこの世界は奴隷制度はないはずじゃなかったか?」

「はい、表ではですね。しかし、裏では奴隷制度が成りたっています。孤児や犯罪者、さらには他の種族まで手を出しています。それらがそこの貴族と売買されてます。」

「しかし、禁止されているのに、どうやって制度が成り立ってるんだ?」

「それは、うまくお互いの弱みを握ってるからです。貴族は奴隷という弱みを握られ、奴隷商人は膨大な金、奴隷は命、経歴による脅迫、もしくは魔法による洗脳。」

「ん?洗脳の魔法なんてあるのか?」

「はい。禁忌ですがあります。何百年も前から、すべての国で使用の禁止になっており、その魔導書も封印されています。しかし、月日が流れる中でどこからか漏れたのでしょう。このように第2皇子、貴族、奴隷商人がつながっており、何やら不穏な動きがあるようです。」

「不穏な動き?」

「はい、それを調べようと思いましたが、なかなか尻尾を出さず、わかりませんでした。しかし、その動きにある一団とのつながりがわかりました。・・・邪神教です。」

「邪神?確かかつては神であったが、最高神に歯向かい、邪神に落とされ、アルカナの地に封印されとか。」

「はい、詳しいことはわかりませんでしたが何やら大規模の事をなそうとしている模様です。」

「そうか・・・。わかった。この話はいったん止めよう。他の王族について話せ。」

「ハッ。第3皇子トランス・アスラル。20歳。生まれながらにして病弱でなかなか外に出られませんでした。しかし、その類い稀なる魔法の才能により王宮魔術団団長にまで這い上がりました。その為、彼の努力と才能を知っているものは畏怖と敬意を表しているとのことです。そして、知略謀略にも長けており、国王と第1皇子を大臣のラリー・イルムと供に支えてるとのことです。次に第1王女のイリーナ・アスラルは容姿端麗でかなりの美女とのことです。26歳。性格も良く国民からの評判もかなり良いです。現在は王国騎士団長アッシュ・ラルクと婚約を結んでおり、来年結婚する予定だそうです。そして最後に、第2王女アリス・アスラル。18歳。その容姿があまりにも美しく人形のようだと言われており、末の子ゆえに幼い頃から家族に愛されて育ちましたが、幼くして誘拐事件に巻き込まれ、それ以来あまり表情を顔に出さなくなったとか。」


 ふむ、その事件、何やら気になるな。王族を攫うリスクを考えたら、戦争になる可能性がある他の種族が出ると訳がないし、それだけの力を持つ集団・・・。


「事件は解決したのか?」

「それが王女を攫った者は騎士団に追い詰められたところで自殺して、真相を明かせなかったようです。」

「そうか・・・、大臣と団長に関しての情報は?」

「大臣ラリー・イルムは国王とギルドマスターであるバッシュ・コクーンと親友の中であり、たびたび秘密裏に会っており、酒を飲みかわす仲だとの事。55歳。内政に長けており、国王の相談役として支えているとか。王国騎士団団長アッシュ・ラルク。29歳。平民の出ですが、騎士団に入団し、武の才能、統率力、そして人柄により騎士団の人々に推されて、若くして騎士団団長に任命されました。その頃、第1王女のイリーナ・アスラルと出会い、恋仲に発展し、今年婚約なされたとか。一部、貴族による反対もありましたが、騎士団、国民による人望も高く、何より国王が認められたことにより反対の声も上がらなくなっとか。しかし・・・。」

「不満がない訳ではない・・・か・・・。」


 そりゃそうだ。王族との結婚は出世の近道だからな。それを平民の出に取られればな・・・。しかし、奴隷に邪神、誘拐、そして王族の結婚による不満か。繋がってそうな感じがするな。・・・まだ判断材料が少ないな。


「他に何かあるか?」

「後は、最近、魔物の活性化が続いているとか。」

「ふむ、そうか。・・・よし、第2皇子、貴族、奴隷、邪神とのつながりの証拠、及び計画の詳細を抑えてくれ。また、王女の誘拐事件、結婚に不満を持つ貴族について洗いざらい調べろ。後、ついでに魔物の活性化についてもくわしい報告を待つ。新たに分身を3人増やそう。・・・よし、行け。」


 ・・・行ったか。さてさて、怪しい雰囲気になってきたな。国に対する詳しい情報を念のために知ればよかったが・・・。はたして、この先どうなることやら。

ラルク・アスラル国王

アスラル王国を統治。56歳で、名君として有名であり、元SSランクの冒険者だとのことです。その国王には3人の王子と2人の王女がいます。


第1王子エリア・アスラル

27歳。小さい頃より英才教育を受け、文武両道で聡明な方と国民からや臣下からの評判も良いです。


第2皇子ニック・アスラル

24歳。彼は王位継承権はありませんが、Sランク冒険者としてかなり有名で、王国騎士団団長であるアッシュ・ラルクと互角の力をもっているとのことです。しかし、横暴な面もあり、貴族との裏で賄賂などの取引をしています。


第3皇子トランス・アスラル

20歳。生まれながらにして病弱でなかなか外に出られませんでした。しかし、その類い稀なる魔法の才能により王宮魔術団団長にまで這い上がりました。その為、彼の努力と才能を知っているものは畏怖と敬意を表しているとのことです。そして、知略謀略にも長けており、国王と第1皇子を大臣のラリー・イルムと供に支えてるとのことです。


第1王女のイリーナ・アスラル

容姿端麗でかなりの美女とのことです。26歳。性格も良く国民からの評判もかなり良いです。現在は王国騎士団長アッシュ・ラルクと婚約を結んでおり、来年結婚する予定だそうです。


第2王女アリス・アスラル

18歳。その容姿があまりにも美しく人形のようだと言われており、末の子ゆえに幼い頃から家族に愛されて育ちましたが、幼くして誘拐事件に巻き込まれ、それ以来あまり表情を顔に出さなくなったとか。


大臣ラリー・イルム

国王とギルドマスターであるバッシュ・コクーンと親友の中であり、たびたび秘密裏に会っており、酒を飲みかわす仲だとの事。55歳。内政に長けており、国王の相談役として支えているとか。


王国騎士団団長アッシュ・ラルク

平民の出ですが、騎士団に入団し、武の才能、統率力、そして人柄により騎士団の人々に推されて、若くして騎士団団長に任命されました。その頃、第1王女のイリーナ・アスラルと出会い、恋仲に発展し、今年婚約なされたとか。一部、貴族による反対もありましたが、騎士団、国民による人望も高く、何より国王が認められたことにより反対の声も上がらなくなっとか。

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