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ep.13 再会

今回、こちらの事情により、投稿が少し遅れました。

申し訳ありませんでした。

次からは気をつけます。

さて、今回はミカに続き、二人目のヒロイン登場です。

それではどうぞ！

「あ、マナブさん、おはようございます。」

「おはようございます。依頼を受けたいんですけど。」

「はい、ランクは如何なさいますか？」

「CとDをお願いします。」

「はい。・・・、それではこちらはいかがですか？」

　依頼：ベアー討伐

　ランク：C

　内容：ベアー1体以上討伐

　報酬：金貨3枚

　依頼：ホブゴブリン討伐

　ランク：D

　内容：ホブゴブリン10体以上討伐

　報酬：銀貨20枚

「はい。それで大丈夫です。」

「わかりました。大丈夫だと思いますが、気をつけてくださいね。」

「ありがとうございます。行ってきます。」

　今日からはシデンも一緒だ。そのために依頼を受けた後、リースさんのところに行く。

「リースさん。おはようございます。」

「おはよう〜。待ってたわ。これがお目当てのものよ。」

　ワーウルフの馬具セット HN

　ワーウルフの皮、骨などで出来た馬具セット。安定し、馬の違和感もない。

「ありがとうございます！」

「どういたしまして。また、来てね〜。」

　さて、シデンに装着して、っ、よっと・・・、うん。大丈夫だ。よし、行け〜シデン！

　森についた。まずホブゴブリンを乱獲しよう。やり方はシデンに乗りながら、空間探知、完全隠蔽をして、見つけ次第おりて、俺だけ敵の背後に回り、シデンと挟み撃ち。シデンが突進し、気付かれた瞬間、後ろから槍で攻撃。さらに前からシデンにはねられ、踏みつけられる。完全勝利ですね、わかります。そして、剥ぎ取りタイム。

ホブゴブリン LV17

HP210/210

MP210/210

Dランク。ゴブリンの上位種。ゴブリンより知恵が回り、体が大きくなっているのが特徴。

　これを1時間して戦果は50体。そして、シデンにワーウルフの肉をあげ、俺も防具屋の近くで買った弁当を食べる。昨日も食べたが、銅貨50枚でこの味！いい！すごくいい！

　食後の運動は熊狩りで、シデンを軸として狩る。いわゆるシデンの特訓だ。俺は魔法で相手を足止め、その隙にシデンが突進、足による踏みつけ。そして、勝利and剥ぎ取り。

ベアー LV25

HP840/840

MP840/840

Cランク。速さはないが力強い腕力と鋭い爪が特徴。

　今現在、ベアーを4匹狩った。シデンは結構優秀なのでは？！ふむ、後一匹で今日は終わr「キャァァァァァァア！」・・・なんか聞いたことのある声な気が・・・って、そんな場合じゃねぇ！シデン！行くぞ！

　ーーーー橘霊華ーーーー

　私は橘霊華。普通の高校3年生。今日も学校に行って、近所の学おじいちゃんに会いに行く途中だった。血は繋がってないけど、いつも、優しく接してくれて、刀術を教えてくれる。でも不幸な事に、私は交通事故にあい、死んでしまった。

　目を覚ますと白い空間にいて、最高神と名乗る少女が謝罪と説明をした。魂のこと、異世界のこと、特典のこと。私は歓喜した！夢にまで見た異世界転移である！

　そして、このアルカナで異世界ライフをスタートした。私は他の人よりも、ステータスも、スキルも多かった。だてに学おじいちゃんから刀術、教わってないからね。

　でも、私は浮かれてた。現実を舐めてた。冒険者ギルドで登録して、採取と討伐の依頼を受けた。一人でも大丈夫だと思ってた。

　でも、討伐が終わり、最後の薬草をてにいれようとした時、出会ってしまった。確か、ベアーと言うCランクの魔物。二つも上の存在だ。一目でわかった。敵わないと。殺されると。足がすくんで動かない。やだやだやだやだやだ！！死にたくない！！！でも、相手はそれを嘲笑うかのように丸太のような腕を振りかぶった。そして、おろされた。

　・・・助けて、誰か。・・・学おじいちゃん。

　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん？あれ？痛みが来ない？

　勇気を振り絞りゆっくりと目を開けた。そこには、自分と同じくらいの青年が手を差し伸べてた。

「怪我はないですか？」

　女の子がベアーに襲われてた。刀を取り出して、一気に一閃で首を落とす。・・・あれ？なんかすごく既視感を覚えるんだけど・・・。いや、それより怪我はあるかも。・・・と言うか、すごく霊華に似ている子だな。