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チートがチートで異世界に  作者: みょん兎
第一章 王都編
10/19

ep.9 夢の中で

今回はミカとの夢の話です。

それでは、どうぞ(^∇^)

 

「えっと・・・、ここか。」

「いらっしゃい!憩いの宿へようこそ!泊まりかい?」


 宿に入ると、景気のいい声で薄い緑の髪のおばちゃんが俺に声をかけてきた。なんというか、店のおばちゃんまでも美人でかなりへこんだ。


「はい。そうです。」

「そうかい!わたしはここの宿の女将をやっている、マリア・ミレルって言うんだ。」

「ミレル・・・もしかしてリリアさんの母ですか?」

「おや?娘の紹介かい?それなら安くしとくよ!うちは、朝、夕食付きで1泊銀貨1枚だよ。」


 ちなみに俺の今の手持ちは最初にもらった金貨5枚とレットベアーの討伐報酬の金貨30枚である。


「30日分お願いします。」

「銀貨30枚だね・・・はい、お釣りの銀貨70枚。部屋は2階の201号室だよ。鍵はこれね。夕食は今から食べるかい?」

「はい、おねがいします。」


 テーブルについてメニューを見る。ふ~ん、いろいろあるな。


「すいません。今日のおすすめセットください。」

「はいよ!」


 周りを見ていると、旅人、商人、冒険者、吟遊詩人等、いろんな客がいる。


「はい、お待ち!今日のおすすめセットだよ!」


 夕食はパン2個に焼き魚、そしてキノコのスープだ。・・・うん。素朴な味だけど、うまい。


「ごちそう様。おばちゃん、おいしかったよ。」

「そうかい、ありがとさん!」












 部屋に入り楽な恰好になるとベットにダイブした。部屋は一人用で、結構きれいだ。ベットもふかふかというわけではないが、野宿よりは全然ましだ。


 今日は、色々あって、疲れた。はやく、眠って明日から依頼をこなしていかないとな。


 そういえば、称号に夢でミカと会えるとかなんとか・・・、まぁ、寝ればわかるか。おやすみ・・・。












 ・・・ん?ここは・・・。


「お兄ちゃん!」

「ミカ!」


 そうだ!ここはミカといた空間に似ている!


「称号の説明はこういう意味だったのか。」

「そうだよ!驚いたでしょ!」

「ふふふ、あぁ、驚いた。それにしてもミカ、色々と説明を頼むぞ。」


 主に種族と称号と現在のステータスについて。


「うん!まずは、種族についてだけど、転生者の体はみんな、この神域で造られ、特典や、この世界の一般常識を入れていくの。でも、お兄ちゃんは人族を選んだけど、最高神のお兄ちゃんということになったから、人族でありながら神である現人神という種族になったの。現人神は、何時もは人族だけど、神としてお兄ちゃんが行動するときは、神化できるの。効果は説明のと同じで、ステータスの10倍だよ。」

「・・・何回聞いても、すさまじいな、俺のステータスは・・・。」

「ステータスだけじゃないよ。種族も、称号も、スキルも全部だよ。」

「・・・正直他の人のステータスなんか見ないから基準がわかんないんだよな。」

「普通の人族は、レベル1の時は、20前後、天才や転生者は特典有で100前後。スキルは最初はNが1、2個、天才や特典有の転生者だとN、HNが3~5個。称号は最初は誰も持ってないのに、お兄ちゃんはやっぱりすごいね。」

「うん、チートだね。・・・そういえば、レベルが上がった後、すごくステータスが上がったんだけど、あれはなんで?」

「あれは、魔物を倒すとその魂の一部が倒した者、もしくはパーティの魂に加えられてレベルが上がり、ステータスが1レベルごとに10%上がるんだよ。お兄ちゃんは素が異常だから・・・。」

「・・・なるほど。」

「お兄ちゃんはこれからどうするの?」

「そうだな、とうぶんは王都で生活して、他の街や国にも自由に行ってみたいな。」

「そっか。色々と見て回るのもいいかもね。」


 それから談笑を30分くらいすると、そろそろ時間のようだ。


「ミカ、そろそろ時間だ。また明日な。」

「うん、まあ明日!ばいばい!」


 すると、あたりがまばゆい光に囲まれ、何も見えなくなった。

マリア・ミレル

憩いの宿の女将、リリア・ミレル母、薄い緑の長髪のグラマーな美人

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