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the third  作者: 深雪
70/83

65ありふれた悲劇と気まぐれヒーロー

「何日になるかね…あいつらがいなくなってからさ」


ふてくされたような表情の男の子が口を開く。


学校の制服のブレザーを元の形がわからないほどに加工したものを身につけた彼はとても真面目な一生徒には見えなかった。


「もう、一月ぐらいじゃない?」


となりに座るやけに目つきの悪い女の子は答えた。


こちらもこちらで、鮮やかな青髪という現実味の薄い外見をしていた。


妙に整った顔つきが二人の存在感を高める。


平日の正午に二人は公園のベンチに座っている、そのことがさらにその異様さを加速するが、残念ながら今のような非常事態には彼らの行動が正常となる。


「ふぅ…お前、あの子嫌いだったろ?」


「…そういうお前もあの男が嫌いだったろうに」


男は言い返されると、頭をかいた。


ぽりぽりと嫌な音がする。


「そりゃあ、そうだけど…いなくなってみるとほら、なんだ、価値がわかるってやつだよ」


「まあ、一理あるか。だが、お前の嫌い方は異常だったぞ。挙句、散々やったあとで、あの捨て台詞だからな」


「『お前、つまらないよ』だっけか?いやあ、恥ずかしいね。俺ってば人間ができてなくてさあ」


男がおどける。


前かがみになって女の顔を覗き込む。


「ふん、今もできてないし、これからも完成には至らないだろうな」


女は男に見向きもせず、ただ空を見上げたまま、鼻で笑った。


「わかってるよ。それにさ、その癖やめろっていったろ?鼻で笑うのさ。俺、お前のそういうとこだけは好きじゃないな…」


男はムッとして言い返す。


「どうして、私がお前の好みに合わせなくちゃいけないんだ」


首を傾げる女。


心底なにが言いたいのかわからない、そう言いたげだった。


「そりゃあ、お前…お前のことがさ…って、そんなこと言わせんなよっ!」


男は顔を赤くすると、それをごまかすように女の背中を叩く。


ぱんっ、といい音がした。


「わっ!ちょっと、痛いだろ、なにするんだ」


さすがの女もポーカーフェイスを崩され、ベンチから落ちないように足に力を込めた。


それなりに痛かったのか、突然のことで驚いたのか、少しばかり涙目になっている。


「あーあ、さすがのお前も突然の事態の時くらいは女の子っぽくなんのかと思ったけど…お前、キャラが堅いな。ホント」


男は不満げに手をひらひらさせた。


対する女はまだ痛みに顔をしかめている。


「…っぅ…お前、じゃああれか?私が他の女子たちの群れに入り込んでバカ笑いしてるところでも見たいのか」


「ぷ…はははははっ!想像出来ねぇっ!それ、めっちゃ面白いな…あはははははっ!」


「おいおい、想像出来てるから笑につながってるんだろうが」


女がようやく頬を緩ませた。


「そうだな、うん。じゃあさ、セリフ考えようぜ。お前が女っぽくしゃべってる時のさ」


ひとしきり笑ったあと、男は言った。


「そうだな………………」


それきり、女が黙り込む。


真剣な表情で考えているようだった。


しかし、長い。


その間、五分。


女の方は何をどうすればそうなるのか、ひとみをぐるぐるさせて、ひどく悩みこんでいるようだった。


しまいには、頭から煙でも出てきそうな女をみかねて、あるいは間に耐えられなくなったかのか、男は声を掛けることを決めた。


「おーい、だいじょぶかー?」


一瞬のタイムラグがあった。


誰もいない公園のベンチというやつはどうしてこう、さみしい雰囲気をつくりだすのだろうか?と男は思った。


そして、言葉のピントがあった瞬間、


「がはぁっ⁉」


男は数メートル後方に吹き飛ばされていた。


よもや、もう一つあったベンチの座面の角っこに頭をぶつけるのではないかと危惧したほどだ。


申し訳程度に敷かれた地面の砂が舞い上がり、大きめの石にぶつけた背中が痛むのを男は感じた。


それから、男は目を丸くして女を見た。


本当に、なんの因果で殴られたのかわからなかったのだ…そう、殴られたことでさえ、たった今気がついたのだ。


そして、ようやく状況を把握できたと思い、見上げた女の顔は…ひどく歪んでいた。


もう、自分が何に対して怒っているのかわからないけれど、とにかく激情を押さえつけることができなくて、どこかに吐き出さないと爆発してしまいそう…そんな感じがする、表情。


「いってて…おい、なにを怒ってんだよ」


「わ、私だって…私だって…こんな風になりたくてなってるわけじゃないっ!もっと…もっと…」


女は叫ぶ。


対する男はようやく痛みの晴れてきた身体を半身だけ起こした。


ただ、じっと女の顔を見つめていた。


今にも泣き出しそうな女の表情がなにによるものなのか、すでに男にはわかっているようだった。


「…女の子っぽくしてみたいよっ!でも、わかんない!わかんないよ…全然わかんない!なんなの?女の子って?どうして面白くもない話で笑えるの?どうして、洋服と男の子の話しかしないの?なんで?ねえ、なんでよ!」


女は言い切ってからゼイゼイと肩で息をした。


「違うだろ?なあ、お前の言いたいことはそこで終わりじゃねえはずだ」


男は優しく言った。


言葉遣いは変わらないが、その外見とはあまりに掛け違えた響きは女をおしゃべりにさせたようだった。


女は肩で息をしながらも、最後のセリフのために息を思い切り吸い込む。


そして、放出。


「私が女の子らしい子だったら!もっと、ふわふわした格好して、作り笑い浮かべてたら!カイ君は好きになってくれたのかな?」


女はそこまで言って、がっくりとうなだれた。


ベンチに前かがみの体制で座る彼女は男からすればいつもより数段小さく、そして、可愛く見えた。


男は満足げな顔で女の横顔を見つめた。


誰が見ても文句無しの美人。


だが、誰が見ても文句無しの不良娘。


そんな女にもう一度、さっきよりずっと優しく、男は言う。


「ばーか。んなの、本人しかわかんねえよ…」


そこで、一旦切ると深呼吸をした。


深呼吸の深に負けないくらい、深く。


「………でもさ、俺はお前のこと、他の女の子たちなんか目じゃないくらい、魅力的だと思うけどな」


言い終わると、照れ笑いを浮かべ、頭をかいた。


途端に、女の耳が赤くなった。


絵の具でも塗りたくったみたいに、鮮やかに染まっていた。


同じように、そのほおも綺麗に赤色だ。


ああ、なんて可愛いんだ。


正面から見たい。


男はそう思った。


彼女が振り向いてくれるのを、待った。


「バカ」


そっけない返事。


でも、これはきっと本物じゃない。


「おいおい、そりゃないだろ」


男はおどけた。


「バカ、バカ、バカ、本当バカ!」


これも、嘘だ。


「いやいや、それだと馬鹿すぎだから、俺」


「アホ、アホ、アホ…」


だんだんと、取り払われていく嘘のかけら。


「うん、バカとアホってどっちの方が悪いんだろうな」


「ズルい、やつだ。こういう時に…」


やっと、見えてきた本当の返事。


「いいだろ?確かに真剣勝負はかっこいいかもしれない。でも、本当に大事な勝負なら俺だってずるくなる」


「………」


「………」


男はさらに待った。


待つと言うことがこんなにも辛いことだとしらなかったと思うほど、大変な待ち時間だった。


やけに早い鼓動の数を数えまくり、唾を飲み込みまくった。


時間が長く感じられる。


静かな公園を選んだのが間違いだと思ってから、いや、そもそも選んだもなにも全部成り行きじゃないか…と男は思い直した。


まるで、あたりいったいの空気が全部沈黙という新しい物体とすべて取り替えられてしまったかのようだった。


普段なら頭にくるだけの耳障りな光車や学生の話し声、足音、虫の声この時ばかりは一切消えてしまっていた。


男は地面から上半身起こしただけの体制から動けずいた。


女の美しく赤色に染まった横顔から目が離せずいた。


周りからすれば異様な光景だろう。


しかし、二人にとってはとても大切な、極めて重要な決断が下されようとしていたのだ。


そして、その時は、きた。


「わ、私…」


振り向きかけた顔を俯き加減にする女。


まだ、その耳もほおも赤かった。


熱く、火照っていた。


男は胸が高鳴るのを感じた。


何かが始まる、予感があった。


「私なんかの、どこがいいのよっ!」


ようやく出てきた本当の言葉。


男は胸が妙に詰まった。


これが、あれか、嬉しすぎて声が出ないってやつか…なんて思ったりもした。


でも、返すべき言葉がある。


思い切り、肺の中の空気全部が一気に固体化したかのような不思議な感覚を押しのけ、言葉を紡ぎ出す。


「…そんなの、決まってる、全…」


うまく行きかけた言葉のキャッチボールはこれ以上続くことはなかった。


男が最後にみた光景は…目の前でまっすぐに男をみる女の顔が、黒い光に包まれる瞬間だった。


せめて、せめて、この言葉だけでも…切実に願う男の望みも叶うことはない。


光に感情はなかった。


ただ、無慈悲に、かつ冷酷に、この世界から男と女とを消し去ってしまったのだった。


痛みもなにもなく、ただ、空間から存在を刈り取られてしまったのだった。




「あーあ、かわいそうにな。ここまできてって感じだよ。うん」


公園が『あった』場所に訪れたネロはその光景から目を離さないまま、傍のドランに言った。


「おい、シュンレン、お前、心にもないこというなよ」


対するドランは両手で盛大にゴシゴシ顔をこすっている。


おそらく、泣いていたのだろう。


手を離したあとの彼の目元は赤くなっていた。


「だーかーら、僕の名前はネロだってば。何回いえばわかるかな。ぼけちゃったの?それにさ、おじさんだって嘘っぽい塩水を目から流すのやめてよ。わかるんだからさ、そういうのは」


「ふん、いいのか?そんなこと言って?俺はもう『力』を使えるんだぞ」


「いいさ、僕の方が強いに決まってるし…って、やめてよ。もう!いま感傷に浸ってるとこなんだからさ」


「化け物に感傷なんてあるのかよ」


ドランはため息をつく。


そういえば、最近多いな…ため息つくの…なんて思いながら。


「まーた、言った。化け物じゃないんだよ?僕たちは。世間一般で知られてるのは『天の誤り』って呼び方だし。いい加減覚えてよ」


「お前、マニアックな方を持ってきたな。俺はシンプルに『白翼人』の方が好きだがな」


ドランはそう言って背に生えた美しい白色の翼をバサバサと羽ばたかせた。


そう、ネロとドランの背にはカイと同じ、あの白色の翼があったのだ。


全長はほとんど本人の身長と同じ。


白く透き通る羽の一つ一つが日の光を鮮やかに反射していた。


「それもありっちゃありだけど…やっぱり『天の誤り』の方がかっこいい」


みた目通りの子供っぽいことをいうネロ。


あきれて、ドランは言う。


「…かっこいい…ね…。こういうとこは元どおりってことか…」


「…?」


ネロはうん?といぶかしむ。


「なんでもねえよ。で、どうする?こりゃあ予想だにしなかった事態だぞ」


ドランは話を切り替えた。


「ああ…うん、そうだよね。まさか、大戦が魔人側に有利に進むとは思っても見なかったよ」


先ほどのことはもう頭にないようで、ネロはウンウンと頷いた。


だが、相変わらず、目は『跡地』から離れない。


彼なりに状況をより深く把握しようとしているのかもしれなかった。


「きっと、人族の幹部さんたちもそう思ってるだろうさ。なあ、一応聞くが、お前はどっちらにつくつもりだ?」


「そりゃあ、もちろん、楽しめる方でしょ」


「だが、これは楽しめる事態じゃない、よな」


「どうかな、パターンによっては…うん、でも、確かにダメだね。痛みと音のない死なんてゼンッゼンつまんないからさあ」


「…お前、ほんとにシュンレンなんだよな?…やっぱり、もとのシュンレンがよかったなあ」


ドランは深いため息をついた。


それは、昔のネロを知っている者からすれば当然の反応と言えた。


以前の彼は無邪気で、明るく、可愛い、普通の男の子だったのだ。


本当にどこにでもいるようなありふれた男の子。


しかし、ドランは認めねばならなかった。


それらすべてはとうの昔に失われたものだと。


しょせんつくりものであったと。


「…うわあ…僕、そう言うの言われるとほんとに傷つくんだけどな…」


すると、ネロの口調が突然弱々しくなる。


本当に、見た目通りの青年のように、肩をすくめ、うつむき加減ちなった。


今にも泣き出しそうな、態勢だ。


ドランは急に発言を後悔し、励ます。


「あ、ああ、そうだな。今のお前もいいところはたくさんあると思うぞ…だから、ほら、なくな。俺が悪かったからよ」


優しくネロの背中を撫でた。


翼に触れないように。


肩甲骨から伸びるこの美しい翼は彼らにとっての最大の弱点となるのだ。


「…うん」


ネロはすぐに元気を取り戻した。


そして、


「じゃあさ、おじさん、戦場に行きたいな」


「それはだめ」


「じゃあ、おじさんのこと許さないよ?」


「だから、謝ってるだろ、この通りだよ」


ドランは深く頭を下げた。


それこそ、足に顔がひっついてしまうのではないかと思えるほどに。


「おじさん、じゃあおじさんのお辞儀の角度に免じて慈善事業と行きますか」


「おお、それはありがたい。目の前であんな悲劇ばっかり起こってちゃ、モチベーションもなにもないからな」


「まあ、おじさんは熱血漢だからね。うちの父さんもそうだったよ。男泣きってやつをしょっちゅうしてたって。そのうち、戦争を止めるっ!とか言って走り出すんじゃない?」


「どさくさ紛れに俺をそんな馬鹿野郎にするなよ」


「まあ、そんなことはどうでもいい話なんだけど…」


呆れ顔のドランの方を一度向いてから、跡地を指差す。


「…これ、おそらく投げ込まれたってわけじゃないよね」


「ああ、ありえんな。これは明らかに仕組まれたものだろう。どっかの誰かが仕掛けた罠ってやつだ」


ドランも真剣な表情をつくった。


「でも、どうやって?誓いが破られたあとに入ってきた奴なんていないはずだよ。それに、こんな技術…」


ネロはわけがわからないと首をかしげる。


男の声も、男の体も、女の体も、いや、あたり一帯の物質すべてが、一瞬にして、消え去ったのだ。


跡形もなく。


あれは、あの黒く輝く異質な光は考えるまでもなく、闇だった。


魔人にこんな技術があったのか?


「まあ、なんだ…できるできない以前に、仕掛けられる奴ならいるだろ…」


「…ああ、でも、待って…それじゃあ…」


「そう言うことだ。恨みってのは簡単には消えないもんだからな。これをやったのはおそらく、残留魔人族だろう」


「だけど、これは現に人に被害を出してるよ?」


ネロは跡地を指差す。


公園があった場所。


少しの樹木に、花壇。


小さい子向けの遊具に、ベンチ。


…そして、さきほどの二人の学生。


それらすべてを一瞬でえぐりとった、これを兵器と呼ばずしてなんと呼ぶのだろう。


「あのな、よく考えてみろ。誓いで取り決められていたのは、兵器の禁止じゃない。暴力の禁止だろ」


「…あっ⁉」


「ああ、つまり、設置するだけならいくらだってできたってことさ。地下整備なんて言えばいくらでも地下に潜るチャンスはあるだろうしな」


「でも、誓いが破られるかなんてわからないのに…」


「だから、恨みは簡単には解けねえって言ったろ。そういうことさ」


ドランが深いため息をついてから、真っ白になった髪をかきあげた。


そして、くるりと踵を返す。


「どうする?魔人側か、人側か」


背中越しに、言った。


「うーんと。三番で傭兵とか…ないよね?」


「なしだ」


「…よし、じゃあ、過去にちょっぴり、お世話になったことだし、とりあえず人族のヒーローにでもなっときますか」


「たいそう軽い信念のヒーローだな」


「化け物おじさんよりマシさあ」


「まあ…な。だが、どうする?飛んでいくってのは目立つぞ」


「でも、こっからだと遠いしなあ…第三ブロックは…」


「たまには歩くってのもだいじですよってことで」


「まあ、そうだね。おじさんのためにも」


「おいおい、俺をそこらの中年と一緒にするなよ」


「確かに、ボケてる中年なんてなかなかいないからね」


「おいこら、言いがかりはよせよ。今日だって俺の案内だろうが、ボケおやじは道案内なんてできねえよ」


ぶつくさ言い合いながら二人はのんびりと歩き出した。


その顔には満更でもない表情に、温度のある笑みが浮かんでいた。


そんな彼らには世界を脅かす戦争も、目の前で起こった悲劇も、対して重要なものに映らない。


ただ、見てみたいのだ。


世界の動きを。


死ぬことのできぬ身体に、余るほどの力。


その両方を同時に手にいれた彼らにとって、もう、何もかもが空虚に近かったのだから。


身を焦がすような激情も、身を押しつぶすような絶望感も、ない。


ただ、何もかもが終わったような、虚無感だけがあった。


そんな二人の影が揺れる。


日が傾いていた。


気がついた二人はほとんど同時に空を見上げた。


ああ、もうこんな時間か…。


そのまま、こともなげにただ、日の落ちかけた、何色とも取れない優柔不断な空を眺める。


だが、そこになんの関心もなかった。


日が落ちたとて、彼らの視界は変わらないのだ。


一定の光量が無意識に保たれ、見たいと思ったものは例え数キロ先でも鮮明に映る。


すぐに彼らは前に向き直り、どちらからともなく歩調を合わせ、進んでいく。


その頃にはもう、二人の間には言葉は尽きていた。


彼らの背にはもうあの白い翼はなかった。


翼はいつだって収納できたのだ。


便利だな…と人は言うだろう、しかし、彼らは否定する。


便利ではない。便利すぎるのだ。


不意に訪れた静かな時間に、二人しておんなじようなことを考えた。


遠い、過去のことだ。


ハーフとして、散々虐げられていた、黒くて、長い過去。


その経験が、痛みが、苦しみが、彼らの価値観を狂わせている。


便利すぎる身体に、狂いかけた精神。


そんな彼らは本当に、この夕日とおんなじだった。


たくさんの色を持っているくせに、自分が何色かもわからず、結局、なにもできず、沈んでいく。


そんな中、やがて日は落ちた。


いたる所で消失が起こっているこのブロックに。


悲鳴もなく人々は死んでゆき、彼らは無感動にそれらを眺めながら、ゆったりと歩く。


日が落ちる前と変わらない風景を眺め、日が落ちる前と変わらぬ迷いをとともに一歩一歩歩いていくのだ。


彼らのすべきことを、彼らのいるべき場所を求めて。

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