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となりの場所と交わるとき  作者: 西野了
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Y・2 悪者と良い者

 その角を曲がると細い道がある。少し歩くと横断歩道があって僕はボタンを押す。信号が点滅するのを止めて青色に変わる。横断歩道を渡ると左側に昔の社宅に使われたアパートが数棟ある。少しずつ廃墟のようになっている。またてくてく歩くと今度も右に曲がる。悪者ばかりがいるところに着く。ここは悪魔もいる。妹のいくところは悪者はいなくて良い者ばかりだ。そして正義の味方もいるらしくて、彼が悪者をやっつけてくれるって言ってた。良い者ばかりなのに、正義の味方が活躍するそうだ。

 ここには多すぎる花が咲いていて、それらは偽善的で息苦しい。それから小さい悪者がたくさんいて、注意深く観察しなければいけない。勿論しゃべってもいけない。ご飯も黙って食べなければいけない。いつも毒が入っていないか、恐る恐る食べる。

 スピーカーから突然大きな音が鳴るので気を付けなければいけない。

 早くあの人が迎えに来てくれればいいのに。そうしたら悪者のことをいっぱい話すんだ。そしてファミリーマートでチョコレートのアイスクリームを買って食べて息を吹き返すことができる。

 みんなは悪者がいないと思っているのか不思議だったけど、みんなが悪者だから気が付かないんだと気づいた。 

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