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となりの場所と交わるとき  作者: 西野了
14/24

世界に欠けているものを取り戻すために

 彼女は悩んでいた

 彼らがなぜ存在するのかと?

 彼らははある部分をなくしていた


 神様の悪戯だろうか?

 彼らは何も生み出せずに、ただただ時間を消費するだけだった

 しかし善なる魂にみちびかれて

 彼女は彼らのために働いた。


 彼女は信じられないほど優しく

 またとても冷たい人間だった


 彼女は自分を信じられなかった

 どうして

 いつも怒りがあるのか

 世界に嘘が蔓延しているのか

 美しいものが蓄積され、破壊され続けているのか

 そして

 いつも 

 世界が自分の外に在るのか


 実は

 なくしている人たちは

 彼女の欠けているピースだった

 彼らと接しているとときだけ

 彼女はかろうじてこちらの世界にいることができた


 人によっては

 それは

 偽りの優しだだったり

 暴力だったり

 犯罪だったり

 嘘だったり

 幻想だったり

 作り替えられた記憶だったりする

 また午前零時の涙だったり

 永遠の夢だったりする


 世界の終わりが来ても

 彼女は欠落していて

 世界は手を伸ばすところにあっても届かなくて


 諦めろと

 誰もが囁く

 それは真理だとわかっているけど


 諦めきれずに

 彼女は

 ずっと

 彷徨っている


 そして彼女は呟く

「時間なんてどうにでもなるのよ」

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