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ドクダミの うた

作者: 瑞雲
掲載日:2025/10/06

 想いを伝える手段として、ハーブや薬草もあり!と思います。この有り様を、何とかしたいと願う時・・藁をも掴むと云う思い!私は、庭のドクダミ草を思い出します。ドクダミ草とは、永い付き合いでした。沢山あるから、グッツを作りました。その事は今日へ導かれたような気がします。私は、薬草の効能を広める役目かも知れません。お金を使わなくても、楽しい事を広める役目かも知れません。薬草を介して、思いは伝わると思うんです。


 ドクダミの うた・・①

 私と家の奥さん・(私達のお母さん)との付き合いは永いんです。息子の元気君が高校生の頃からです。鼻詰まりが酷くて、どうにもならない時がありました。大きな病院でも看て貰いました。蓄膿の手術の話は出なかったと思います。若いからかな?結局、近くの病院で週一回、洗浄して貰う為に通院して居ました。受験勉強の最中です。体力もあり、知力もあり、根気もあり、素直な可愛い高校生でした。只・・鼻詰まりが酷くて可哀そうでした。眠りも浅かったと思います。そんな時・・私・ドクダミの葉を揉んで、鼻の穴に入れていました。幾分スッとして来ます。ほんの少しの安らぎです。藁をも掴むと云う気持ちですね。あれから、何年?6~7年でしょうか?鼻の手術は、元気君は就職してからしたそうです。その頃は医療も進んで居て、香りを嗅ぐ事が出来るそうです。先ずは一安心です。昔の蓄膿の手術は、臭覚が無くなると聞いた事がありました。その後・・家の奥さんは、60代でハーブと薬草の勉強をしました。そして、ハーブのグッツを作って、ボランティア活動をしていました。私と家の奥さんの、助けたり助けられたりの関係は、30年以上続いて居ます。現在は・・奥さんの体力に合わせて居ますよ。苗の数も少しにして居ますが・・花の咲く時期も2回にして居ます。花の咲き初めに刈り取ると、効果が大きいとか言いますから。梅雨入り前に刈り取って、しっかり乾燥させて保存。そして梅雨の明けた頃、2陣の花を刈り取って居ます。奥さんと私は、気持ちが通じて居るんです。それともう一つ、家の奥さん・・私・ドクダミが好きな訳があるそうです。何でそんなに私が好きなんですか?と、ある時、聞いた事があります。それはね・・誰とも争いにならないからです。と云う事でした。ドクダミ頂いても良いですか?いいよいいよ!どうぞ持って帰って下さい。好きなだけどうぞ・・。と言って下さいます。ハーブグッツ(ハーブの入浴剤)を作って、お礼に差し上げると・・とても喜んで頂くそうです。これ程いい関係は無いと思うんです。人と人の良い関係が出来ます。ハーブグッツを手にして頂くと・・これいいですね。お金掛からないし、いいですね。この世に、もう一つの世界があるみたいですね・・。と、思って下さるかも知れないし・・。

 ドクダミの うた・・② 

 ドクダミの花言葉は・・「野生」旺盛な繁殖力に由来しています。「白い追憶」薬草として利用された歴史や花の強い香りに由来しています。「自己犠牲」古くから十薬(じゅうやく)とも呼ばれ、多くの効能を持つ薬草として、人々の病気や傷の手当に用いられました。身を挺して解毒する様子から由来しています。

ドクダミという名前「毒を()める」こらえるから。別名が十薬・「十薬もの薬に匹敵する」から(漢語の音読みからか)。デカノイルアセトアルデヒド、ウラルアルデヒドなどの精油を含んでいて抗菌性がある。排膿、解毒の作用の他に、利尿、高血圧、痔、便秘などに用いられて居ます。

 名前は、先人の学者先生が付けて下さったのだと思います。私をよく研究されて居るから分かります。

家の奥さんは・・年に1~2回、天ぷらにして食卓に上げます。家の周りの、ヨモギ・雪の下・シソなども並びます。その折、ちょっと薬草の話になります。ちょっとだけです。毎年の事ですから、多くは語りません。専ら入浴剤を作って、人様に差し上げています。乾燥させてお茶にもなりますが、それぞれ個人で作って頂くようにして居ます。お茶、ハーブティーは衛生面で気を付けなければならないからです。

日本では、ドクダミの強烈なにおいを嫌がる人が多いそうですが・・ベトナムやペルーでは、生の葉をサラダに・・。パクチーと同じく慣れて来ると、無いと物足りなく感じるといいます。

揉んだ生葉を虫刺され、腫れ物、蓄膿症に。・・うちの奥さんと出会った頃を思い出します。そうですね、夜中とか野外などで、お薬の無い時には助かりますよ。覚えて置いて下さい。

 私達ドクダミは・・着かず離れず良い関係で、皆様の近くに居ますので、時折思い出して下さい。

スマホに・・ドクダミが多くて困るなら、抜くより切る方か効果的とあります。ハサミを土に深く差し入れて切る!そおっと、本人ドクダミに気付かれないように切る。と書いてあります。光合成出来ないから、生えて来ないそうです。奥さん、今日実験して見ました。効果は又・・後日お知らせします。

 ドクダミの うた・・③

 やっぱり・・居場所でしょうか。人間も植物も、気兼ねなく住む事が出来る処・・あると良いですね!幸せですね。と云う事で・・私の居場所を作って貰いました。家の東側で出窓の下の細長い、小さな花壇に植えて貰いました。朝日が当たる良い処ですが、車の陰になります。今日から、此処があなた達の居場所ですよ。続いて奥さんは言いました。他へ遊びに行って居ても・・連れ戻すからね!いいよね!は~い、了解しました・ウフ・・。そう言えば私達、あちこちに出向きます。これからは、連れ戻されるんですね。さてさてそこには、先住民?先住花が植えてありました。秋から冬に咲く・・ピンク色の割に大きめな花を、茎を長くして咲かせる、花カタバミが居ました。ですから秋から冬、主役は花カタバミのピンクの花です。春は5月頃から、私・・白いドクダミの花が主役を務めます。畑に居ると・・大きな顔をした花になるから、いけません!狭い方がいいんです!小さな可愛い花を咲かせるからいいんです!と、家の奥さんの独り言・・聞きました。想い描く通りに、上手く咲くといいよね。試して見ましょう・・と云う事です。小さな黄色の花を付ける、ランの鉢植えもあるけれど。深山カタバミの鉢植えもあるけれど。中頃に、アロエも植えてあるけれどね。様子を見て考えて貰う事にしましょうか。

 ドクダミの うた・・④

 家の奥さん(私達のお母さん)が、ある日の事・・ぽつりと言うんですよ。私達もあなた達も、この家は居場所なんですね。世界広しと云えども・・宇宙は、何処迄も続くと云うけれど・・。たった一つ、此処だけは気兼ねなく、安心して住む事が出来る処なんです。みんな仲良くしましょうね。夫が、これからどんなに呆けようとも、病気になろうとも・・遠慮なく住める処なんです。私が居る限り大丈夫です。息子元気君が、どんなに貧乏したとしても・・食事だけは、遠慮しなくていいよ。と言える処なんです。お母さんが居る限り大丈夫ですよ。でも!私が病気になったら、どうしょう・・と思います。呆けた夫が、呆けながら看て呉れるでしょうか?私・・何としても我が家の居場所、この関係だけは守りたいんです。ですからやっぱり・・私は、呆けられないです。病気には、なれないんです。そう決めました。ドクダミさん守って下さいね。あなたと私は・・永い永いお付き合いですから、何卒よろしくお願いいたします。了解で~す!私の生きる姿を見て下さい。見るだけでも、元気になりますよ。強くて逞しいでしょう。旺盛な繁殖力・・嫌われても平気ですよ。内容があるから平気ですよ。それは、利用して貰うと・・効能があるんです。排膿・解毒・利尿・高血圧・・十薬とも呼ばれて居るんですから。身を挺して解毒する様子から・・花言葉に自己犠牲・・とありますよ。私達は、そう言う役目ですからね。それに、永い付き合いとなると、性質も似て来るんでしょうかね?お母さんも強くて逞しい人ですよ。弱音を聞いたのは、初めてです。お母さん!心配しないで下さい。お母さんの強さと優しさで・・何度も何度も、困難を潜り抜けて来ているでしょう。何とかなりますよ・・。  

みんなのお母さんですから、一緒に頑張りましょう・・。                            

                                     終わり         

 



 

 読み易い文章を書きたいと思いました。短い、身近な文章が良いのでしょうか。試行錯誤ですね。よろしくお願いします。 

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