第三章74 【10月31日/初等部4年生活動中】9/【ハロウィン文化祭】最終日参加開始
【芳一】は睡眠時間を調整して、夜8時ちょっと前に眠りについた。
【ハロウィン文化祭】の最終日の仕事をするためにである。
【桔梗】や【瑠璃】達も参加するが、今日は彼女達の相手をしている暇はない。
なぜならば、残り4時間で、【ゲーム制作部初等部4年生の部長】/【現部長】/【駿河 倫憲】に頼まれた、【喧嘩秤神輿】のイベントをまとめないと行けないからだ。
【喧嘩秤神輿】とは、【キャラクター】を【モデル】とした【複数の神輿】を作り、【ハロウィン文化祭】に来た【お客さん】に、その【応援グッズ】を買ってもらい、【キャラクター神輿】に引っかけて【重たい方】が勝利すると言う【イベント】である。
【ゲーム制作部】で作った全ての【キャラクター】が参加出来れば言うこと無いのだが、【御輿】の数が限られているため、【エントリー制】を導入していて申し込んでいる【キャラクター】の【グッズ】が作られている。
なので例え人気が爆発的にあったとしてもエントリーしていなければ、【キャラクターグッズ】は無い。
【芳一】は、この【喧嘩秤神輿】のイベントを取り仕切る立場を承ったため、彼が作る【キャラクター】は不正防止の観点から認められていない。
そのため、【芳一】の作った【キャラクター】は不参加となる。
それ以外の【エントリー】を希望した【キャラクター】の中から人気者を決めると言うイベントが、【喧嘩秤神輿】というイベントとなる。
今回参加キャラクターは200キャラであり、それは【神輿】の数が200しかなかったためである。
だがそれなりに盛況だったようで、グッズは飛ぶように売れていたと言う。
その中から最終的にかなりの【グッズ】が買われていた5キャラが【決勝戦】に残っていた。
【芳一】はその5キャラの説明と決勝戦のルールをギャラリー達に説明する事になる。
【芳一】は、
「あ~ってすてす。
どうも、【ゲーム制作部初等部4年生】の【部員】、【頼田 異放置】です」
と言った。
この【ハロウィン文化祭】では【本名禁止】と言う事になっている。
知り合い同士はともかく、他の参加者には本名は名乗れないため、彼は現実世界で使っている新ペンネームである【頼田 異放置】を名乗ったのである。
【芳一】は続けて、
「えー、皆様、グッズのお買い上げ、大変ありがとうございました。
グッズの売り上げから計算して決勝戦には5名のキャラクターが残りました。
残ったのは、
【ちゃらりんキューティー】、
【めくるめくあいらぶゆう】、
【ファンシーメルヘン】、
【トゥインクルトゥルー】、
【ファムファタル】、
の5名になります。
この中から、最も人気が出るキャラクターを決めさせていただきます。
それでは【喧嘩秤神輿】のメインイベントになります。
決勝戦のルールを説明させていただきます。
まずは、【ちゃらりんキューティー】選手の【喧嘩秤神輿】にご観覧の皆様の買われたグッズを引っかけて下さい。
やってもやらなくてもかまいません。
やるやらないは皆様の自由です。
ですが、グッズを引っかけないと【ちゃらりんキューティー選手】の【喧嘩秤神輿】は重たくなりません。
それでは相手に負けてしまいます。
だから、彼女に勝たせたいと思う方は是非、【喧嘩秤神輿】にグッズを引っかけてください。
もちろん、引っかけられるのは【ちゃらりんキューティーグッズ】のみですのでご注意下さいね。
5分間の引っかけタイムが終了しますと、対戦相手の【めくるめくあいらぶゆう】選手の【喧嘩秤神輿】にご観覧の皆様の買われたグッズを引っかけて下さい。
条件は【ちゃらりんキューティー】選手のものと同様になります。
5分間の引っかけタイムが終了しますと、【ちゃらりんキューティー】選手の【喧嘩秤神輿】と【めくるめくあいらぶゆう】選手の【喧嘩秤神輿】を【喧嘩秤】の左右の受け皿に配置します。
そして、重さを賭けて勝負となります。
重い方が受け皿の下に設置されているボタンを押す事になるので、軽い方の【喧嘩秤神輿】は吹っ飛んでバラバラになります。
そして、【ちゃらりんキューティー】選手と【めくるめくあいらぶゆう】選手の対戦の勝者と次の挑戦者、【ファンシーメルヘン】選手の重さ対決となります。
そうやって【トゥインクルトゥルー】選手と【ファムファタル】選手とも同じ様にやって勝負を決めて、最終的に【喧嘩秤神輿】が破壊されなかった選手が優勝と言うことになります。
では、出場選手5名によるアピールタイムとさせていただきます。
公平にアピールポイントは10個までと限定させていただきます」
と説明したのだった。




