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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第3章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第三章41 【10月30日/初等部4年生活動中】13/【順転参戦(じゅんてんさんせん)】と【逆転参戦(ぎゃくてんさんせん)】2

 【神魔】は【七無神】の報告を受け、力の劣る方の【選ばれし者】にも【覇者】となるチャンスがある【順転(じゅんてん)参戦(さんせん)】と【逆転(ぎゃくてん)参戦(さんせん)】に分けての【参戦方式】を採用する事にした。

 この2つの【方式】はどんな形式なのか?

 それについて少し解説をしよう。

 まずは、【順転参戦方式】だ。

 これは、これまでの様に、【選ばれし者】達が自分達の【力】を使って勝負をして、最後の1組になるまで戦うと言う方式であり、これは、【御神体】か【怨魔体】のどちらか片方と契約した【選ばれた者】達で戦う事にしたのだ。

 つまり、【芳一】や【金髪の少女】、【銀髪の少女】や【内田 愛幸】はこれに含まれないため、彼等は、直接、他の【選ばれし者】と戦わない事になる。

 【芳一】達、【御神体】と【怨魔体】の両方と契約出来た者は、【逆転参戦方式】が適用されることになる。

 これは、【5周目】から【7周目】にだけ適用される方式であり、これまでの【1周目】から【4周目】の【覇者】を決める戦いでは使用されて居ない方式となる。

 ではどんな方式なのであるか?

 それは、【逆転】、つまり、【味方】が【敵】になると言う考えで、【芳一】達は、自分自身が考えた【24】プラス【13】の合計37の【物語】の【主人公】と同調し、その37の【物語】の【ラスボス】を倒す、もしくは問題を解決する【自分自身】との戦いになると言う方式である。

 つまり、強い【設定】の物語を考えれば考える程、それら全てをクリアするのは至難の業となる。

 では、弱い【設定】にしておけば良いのか?と言うとそうでもない。

 【物語】の【設定】は最低でも【順転参戦方式】の【選ばれし者】が作る【物語】よりも【レベルが高い】事が要求される。

 また、【逆転参戦方式】で参加した者の中で最も早く自身の37作品全てを解決した者が出た時点で、ストップし、その時点で、解決している【物語】全ての総合評価を得点方式で判定し、最も高い者が【覇者】となる権利を得ることになると言うルールである。

 当然、さっさと37作品をクリアしても例えば34作品しかクリアしていない【選ばれし者】の方が総合得点で高かったら、34作品クリアした【選ばれし者】が【覇者】となるので、早く解決/クリアすれば良いと言うものではない。

 あくまでも高い完成度の【物語】を出来るだけ多くクリアした者が【覇者】として選ばれると言う事になるのだ。

 そう言う意味ではバランスが必要になる。

 また、力では【逆転参戦方式】に参加している【選ばれし者】に敵わないとされている【順転参戦方式】に参加している【選ばれし者】は【逆転参戦方式】に参加している【選ばれし者】が誰も37作品、クリアしていない状態で最後の1組になったら、その時点で【順転参戦方式】で最後の1組になった【選ばれし者】が【覇者】に選ばれると言う形になる。

 このやり方ならば、全ての【選ばれし者】に平等とは言わないまでもかなり平均的な条件で、【覇者】になるチャンスが与えられる事になると言う案である。

 問題なのは、【順転参戦方式】と【逆転参戦方式】の【選ばれし者】の【戦闘力】の差なので、このやり方ならば、誰にでもチャンスがある、結果の読みにくい戦いとなる。

 【圧倒的で絶対的】なのは【逆転参戦方式】の【選ばれし者】達であり、彼等は、自分自身の作る【作品】と向き合わなければならないので強ければ強い程、自分自身は苦戦すると言う逆説的な考えになっている。

 つまり、【逆転参戦方式】の【選ばれし者】達は【プレイヤー】/【主人公】も、【ラスボス】も自分が考えたものとなると言うことである。

 そう言う意味では、【神魔】は上手い戦い方を考え出したと言えるだろう。

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