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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第3章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第三章37 【10月30日/初等部4年生活動中】9/朝の一幕

 朝、起きると、【芳一】の寝室に、忍び込んでいる影があった。

 【芳一】は、

「君は、またなのかい?男の寝床に入ってくるのは襲ってくれと言っている様なものなんだよ。もう少し自分を大切にしなさいって」

 と注意した。

 注意されたのは、【雪玲/神娘】である。

 彼女は、

「襲ってかまわないよ。むしろ歓迎するね」

 と言ってきた。

 いつでも受け入れ体勢は出来ていると言う感じで、着ているパジャマの胸のボタンを外そうとする。

 【芳一】は、

「だから駄目だってば。

 君、未成年なんだから、児童買春になっちゃうよ。駄目駄目駄目」

 と言ったが、【雪玲/神娘】は、

「【ほーいち】、かまってくれないから私、寂しいね」

 と拗ねた。

 【芳一】は、

「それは、【ハロウィン文化祭】の事?だって、君はまだ【部活見学】の段階だから、基本的に来れないんだよ。

 君が部員になって他のお祭りになったら招待するから、それまで待ってってば」

 と言った。

 すると【芳果】が出て来て、

『据え膳食わねば男の恥であろう。同意を得ているのだ。

 かまわずいただけばよかろう』

 と言って来た。

 【芳寿】も、

『テクニックに自信がなければ妾が横でレクチャーするわよ?』

 とからかってきた。

 すると【美和】がすうっと出て来て、

『それより、おめでとう。私の仲間が増えたわ。

 6人分、名前を付けて頂戴』

 と言った。

 【芳一】が、

「え?増えたって何?」

 と聞くと、【美和】は、

『貴方は、昨夜、他の6人格と話をしたでしょ?

 だから、貴方の中で、私以外の【リアライズ・イマジネーション・フレンド】が存在確定したのよ。

 基本的に私が貴方に付くけど、他の【リアライズ・イマジネーション・フレンド】は他の人格に付く事になるわ。

 ただ、他の【リアライズ・イマジネーション・フレンド】も名前は主人格である貴方に決めてもらおうと思ってね。

 そう言う事で良いかしら?』

 と言っていた。

 【フィナレエンデ】も、

『やれやれ、騒がしいわね』

 と言って部屋に入ってきた。

 結局、名前を相談する事になり、色々議論した結果、分かり易い様に【美和】の【美】とそれ以外を【あかさたなはまやらわ】の中で名前にしやすい部分を取って、

 【暴獣(ぼうじゅう)】付きの【リアライズ・イマジネーション・フレンド】は、【唯野(ただの) 美愛(みあ)】、

 【弱転(じゃくてん)】付きの【リアライズ・イマジネーション・フレンド】は、【唯野(ただの) 美架(みか)】、

 【道化(どうけ)】付きの【リアライズ・イマジネーション・フレンド】は、【唯野(ただの) 美紗(みさ)】、

 【武賢(ぶけん)】付きの【リアライズ・イマジネーション・フレンド】は、【唯野(ただの) 美撫(みな)】、

 【虚無(きょむ)】付きの【リアライズ・イマジネーション・フレンド】は、【唯野(ただの) 美耶(みや)】、

 【神謎(しんめい)】付きの【リアライズ・イマジネーション・フレンド】は、【唯野(ただの) 美螺(みら)】、

 となった。

 いずれも女性体である。

 これは、普段、猫を被って済ましてはいるが、【芳一】は根っからの女好きのむっつりスケベだと言うことだろう。

 いくら隠しても周りにはすっかりバレているが。

 色事には全く興味無いふりをしながら、視線は色気のある方向を凝視しているのを女性陣には気付かれているのである。

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