第三章34 【10月30日/初等部4年生活動中】6/【化名(かめい)】を得たりし三巨頭と天啓ならぬ【謎啓(めいけい)】1
【ミステリー・テラー(謎/神秘の語り手)】の暗躍により、最大の【謎】/【曖昧な謎】は息を潜める事になった。
だが、その【謎】は、【化名】を得ていた。
【仮名】ではない。
【化名】である。
【化名】とは【(何々)化する】と言う意味であり、曖昧だったものが【かりそめの形】を得た事を意味する。
分かり易く表現すれば、【神々の化身】の【化】と一緒なのである。
言ってみれば【謎の化身】と言うべきものであろう。
形を得たのは、3つである。
いや、形というよりはかりそめの名前を得た事になる。
名前が出来たと言う事はこの世界に【半顕現】出来ると言う事でもある。
【芳一】、【金髪の少女】、【銀髪の少女】の思考から、7つの数字が抜き取られた。
【芳一】は、
【超域夢】から【使後/使用後で謎の状態から表に出た事で形を得たと言う意味】を意味する【45】、
【謎域夢】から【謎】/【未様/様(形)になっていない状態】を意味する【34】、
【金髪の少女】は、
【超域夢】から【思身/思える身体】を意味する【43】、
【謎域夢】から【不名/名無し】を意味する【27】、
【銀髪の少女】は、
【超域夢】から【至居/存在に至る】を意味する【41】、
【謎域夢】から【未名/まだ名前が付いていない】を意味する【37】、
【不可侵超謎域夢】から【余姿/姿(存在)が余るから発展して表現出来ない】を意味する【44】、
と言う7つの【数字】である。
今回【化名】を得たのは、
【芳一】の【超域夢】から抜き取った【45】、
【金髪の少女】の【超域夢】から抜き取った【43】、
【銀髪の少女】の【超域夢】から抜き取った【41】、
である。
この3つの数字に元々存在し、【芳一】に天啓ならぬ【謎啓】と言う形で彼の思考を使ってこの世に形を得ていた3つの【謎】が【半顕現】と言う形で、【化名】を得た。
【芳一】の思考を使ってこの世に形を得ていたと言うのは、彼のライフワークとして作っていた【フィクション・レジェンド】と言う作品で登場するラスボス、【クスンタティーア】と言う【化獣】の第5本体から第7本体の代表的な力とされるものが正にそれであった。
【第5本体/クスンタティーア・リステミュウム】は、【謎の力(静)】、
【第6本体/クスンタティーア・レアク・デ】は、【謎の力(動)】、
【第7本体/クスンタティーア・テレメ・デ】は、【出鱈目の力】、
と言うものを使うとされている。
これは、【謎の力(静)】と言うのは【答えがわからなくなっている状態】を意味し、
【謎の力(動)】と言うのは【答えがわからない状態で答え自体が動いている状態】を意味し、
【出鱈目の力】と言うのは【答えが存在しない状態】を意味している。
この3つの状態が、今回、【半顕現】し、【化名】を得た3つである。
【答えがわからなくなっている状態】の【曖昧な謎】は、【金髪の少女】の【超域夢】から抜き取った【思身/思える身体】を意味する【43】と言う数字を得て、【理謎】と言う【化名】を得た。
【答えがわからない状態で答え自体が動いている状態】の【曖昧な謎】は、【銀髪の少女】の【超域夢】から抜き取った【至居/存在に至る】を意味する【41】と言う数字を得て、【流謎】と言う【化名】を得た。
【答えが存在しない状態】の【曖昧な謎】は、【芳一】の【超域夢】から抜き取った【使後/使用後で謎の状態から表に出た事で形を得たと言う意味】を意味する【45】と言う数字を得て、【無謎】と言う【化名】を得た事になる。
【理謎】、【流謎】、【無謎】は、【謎の三巨頭】を名乗る。
だが、これで終わりではない。
【理謎】、【流謎】、【無謎】はいずれも【絶望的】に膨大ではあるものの、形がある程度はっきりしている【超域夢】から誕生している。
【芳一】、【金髪の少女】、【銀髪の少女】から抜き取られている中で、【謎域夢】と【不可侵超謎域夢】から抜き取られた4つの数字はまだ、【化名】を得ていない。
まだ、先があるのである。




