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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第3章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第三章27 【10月29日/初等部4年生活動中】27/【芳一】の脳内会議と【謎のイメージ数】1

 【マエストロ】の指示で、【芳一】の元カノ4人は【芳一】を探したが、この夜は【芳一】に会うことは無かった。

 また、【芳一】は、【桔梗】と【瑠璃】とも会えなかった。

 何故ならば、彼は、【緊急脳内会議】に呼ばれていたからだ。

 【緊急脳内会議】とは何か?

 【芳一】の見る夢は【他層構造】になっている。

 前にも少し述べたが、【都立夢異世界部活学校】に通っている間は、【表層意識】に近い位置で眠る【浅層夢(せんそうむ)】で見ているが、同時に、【芳一】の【主人格】は、【深層意識】の中に入る【深層夢(しんそうむ)】にも時々、行ったり来たりしている。

 また、彼は【多重人格】の素養があるので、【他層夢(たそうむ)】と呼ばれる他の人格が見ている6つの【夢の層】もある。

 更に、【深層意識】の更に奥、本能に近い位置に眠る【本層夢(ほんそうむ)】、

 【本層夢】の更に奥、神の領域になる【神域夢(しんいきむ)】、

 【神域夢】の最も奥にある【最神域夢(さいしんいきむ)】、

 【芳一】が超覚醒した時に開拓される未開拓の【超域夢(ちょういきむ)】、

 【芳一】の謎の部分で同じく未開拓の【謎域夢(めいいきむ)】、

 以上が、【唯野 芳一】と言う人間に秘められた【夢の層】と言うことになる。

 その中で、最も奥の奥の果てにある2つの【夢の層】である【超域夢】と【謎域夢】に【何か?】が触れる様な動きがあったので、【芳一】の中にある、6つの【人格】が【主人格】である普段の【芳一】を緊急呼び出しをしたのだ。

 集まった場所は【芳一】の【本層夢】。

 そこには、7人?の【芳一】が居た。

 【芳一】は【夢の中】では、【人格】ごとに分かれ、最大7人に分離出来るのだ。

 【芳一】の【主人格】は、【夢の中】では、他の【人格】と話す事が出来る。

 7つの人格は、

 (1)【芳一/主人格】、

 (2)【芳一/暴獣(ぼうじゅう)】、

 (3)【芳一/弱転(じゃくてん)】、

 (4)【芳一/道化(どうけ)】、

 (5)【芳一/武賢(ぶけん)】、

 (6)【芳一/虚無(きょむ)】、

 (7)【芳一/神謎(しんめい)】、

 の7つとなる。

 【芳一/主人格】は、

「な、何なんだいきなり?」

 と言った。

 (5)【芳一/武賢】は、

『【超域夢】と【謎域夢】から1つずつ、数字が持って行かれた。

 お前(主人格)が、よく使う数字、【7】、【13】、【24】、【96】以外の数字だ』

 と言った。

 【芳一/主人格】は、

「え?じゃあ、【17】とか【21】かな?【ラスボス】の補助数として考えて居た・・・」

 と言うと、【芳一/虚無】は、

『違いますよ。補助数じゃなくて、【13】が【意味】や【忌み】、【24】が【不死】、【96】が【黒】などの様に、意味を持たせた数字です』

 と言い、【芳一/神謎】は、

『【謎域夢】からは、【34】、【超域夢】からは【45】だな』

 と言った。

 【芳一/主人格】が、

『は?どう言う数字?まぁ、【34】はちょっと使った事もあるけど・・・』

 と聞くと、【芳一/道化】が、

『恐らく、【34】は【謎】を意味する、【未様(みよう)/様(形)になっていない状態】。

 【45】が、【謎】の状態から、超越的な形を得たと言う意味の【使後(しご)/使用後で謎の状態から表に出た事で形を得たと言う意味】と言う事でしょうね。

 いずれもこじつけの【造語】でしょうが。

 我々の【超域夢】と【謎域夢】から、その2つの【単語】を作り出して持ち出した様ですね。

 我々の思考にその【数字】が刻まれています。

 我々の考えた【謎】を超える【何か】を生み出すつもりですかね?

 それをやったのはこの前の【曖昧】な【何か?】でしょうね。

 存在自体も曖昧ならば、数も曖昧。

 【謎】を纏う【謎の塊】。

 それは確実に我々から、【謎】を学び取っている。

 我々の子供と言っても良いでしょうね』

 と言った。

 【芳一/主人格】以外はみんな、深刻な表情だ。

 それだけヤバい何かが、【芳一】の無限の【想像力】から【糧】を得て育とうとしている。

 【能活】の台詞ではないが、【芳一】も【芳一】と同じ力を持った者が一番怖い。

 なぜなら、現在の状況を簡単に何度もひっくり返すだけの【発想】をそれは確実に持って居ると言うことだからだ。

 隠し球を腐る程持ち、【表現】しているのは【全力】とはほど遠いものに過ぎない。

 何故ならば、【全力】を出したら、その【表現】について来れる者がほとんど居ないからだ。

 だから、【芳一】は普段から【やり過ぎない様に】気をつけて【創作活動】を行っている。

 それと同等以上の【力】を持とうとしている【何か】は、確実に、【芳一】にとっても脅威となり得るのだ。

 だから、【他の人格】達は、【主人格】も巻き込んで、これからの相談をしようとしたのだ。

 下手をすれば、諸刃の剣になるのを覚悟の上で眠らせている力を全開放しなくてはならない事になるかも知れない。

 そう言う危機感が、【芳一】の本能が感じていたのだった。

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