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ズルい男
彼はズルい・・・・・
彼は本当にズルい男だ
わたしがこんなにも怒っているのに
いつだってわたしのそんな怒りを
事もなげに容易く鎮めてしまう
そんな術を身につけている
彼は本当にズルい男だ・・・。
彼の大きな手が・・・・・
わたしの頭をナデナデ・・・
こんなんでわたしがよろこんで
こんなんでうやむやに誤魔化されて
こんなんで万事解決なんてことが
あるわけないじゃないの・・・
でも・・・。
でももう既に・・・・・
なんで怒っていたのかすら忘れてる
でも なんだかまだ悔しいから
拗ねた顔はそのまま・・・。




