51 誕生日おめでとう でも 終わってたの?・・・
47年6月6日(火) 誕生日のバースデーカードをもらう。 二十歳
ごきげんいかが? というバースデーカード自体に書かれた文面で
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20歳のお誕生日
おめでとうございます。
淳子
6月4日 23:45
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私からの返事が届く前に書いた葉書だったのか・・・
それとも交際はやめようかは、忘れてくれたのか・・・・
《そっけない おめでとう だけのカードだったね》
《五月にもらった手紙からすぐ返事を書いたか忘れてしまったけど・・・バースデーカードを書いてくれたのは俺からの返事があった後だったかい。 前だったのかな。 以後何の連絡もなしに手紙もくれなくなったよね。怒ってしまったのかな》
このバースデーカードの前の手紙への自分からの返事は
“そんなにあなたが気にするのならもう交際はやめようか” と書いた。
心にもないことであったが、周りの事を気にする彼女に腹立たしかった。
すぐに 交際やめようかと 言ったことを激しく後悔したが、すでに遅かったのだろう。
しかし、この時でも、まだ十分付き合って行けるとも思っていた。
良き友として付き合って と書かれたことも、少なからず気になった。良き友でいいなら今までと同じ付き合いでいいのではと思い、結婚してくれと伝えたい気持ちも萎えた。
すぐに あやまりの手紙を書こうかともおもったが、一日一日と伸ばしていった。
とはいえ 結婚を考えているとは、書けなかったし具体的に言うこともまだ考えられなかった。
何度も記憶が甦るのだが・・・
《交際中ずっとだったけど 俺達が一緒の時、周りから 交際している?とか、好きなの? 等々の自分たちの話題になると 貴女は 付き合っているとか、好意があるとかには、決して 肯定しなかったよね。むしろ否定するようなしぐさだったかな。
俺は 貴女が肯定しないのであれば、自分もそれに合わせて はっきりと交際しているとか、好きとかを周りに示すことが出来なかったんだよ。
貴女に嫌われたくない一心で同調してはいたけど、態度で周りから見ぬかれていたと思うし、貴女よりは、言葉も態度にも 好意を持っている、付き合っていると周りには表現はしていたよ。
俺はもっと あなたにはっきりと周りに 好意と付き合っているということを表して欲しかったんだよ。このことが貴女に対しての腹立たしかった大きな原因だったんだよ》
以後彼女からの返事の手紙はない。




