32 もう一度ハッピーバースデー! 19歳
6月2日<水> 淳子からの手紙 バースデーカードをもらう
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19回目の誕生日
おめでとうございます。
又1歩大人に近づいたわけですね。
最後の10代を思いっきり楽しんで下さい。
前途に幸の多いことを祈ってます。
もう一度
Happy birthday !
淳子より
健太郎君へ
6月5日に着くことを祈っています。
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すでに寮をでていて、寮にいる同僚から渡されたような記憶が甦った。
《“もう一度誕生日おめでとう” ありがとう 二回もおめでとうって とてもうれしかったよ。
いつまでもこの言葉をもらえるものと思っていたけど そうはならなかったね でもこのごろは、離れてはいたけど、自分にとって一番シアワセな時間だったかもしれないよ》
"6月5日に着くことを祈っています。"
自分の誕生日に届くように改めて、気遣ってくれた彼女にもまた、バースデーカードを受け取ること以上にうれしさを感じた。
《あらためて ありがとう》
この頃は、自分から、必ず、彼女の誕生日、クリスマスには、誕生日カード、クリスマスカードを贈っていた。
当時ホワイトデーは、まだなかったような気がする。バレンタインデーにも彼女から何かしらの手紙やカードは送ってくれてはいたが、自分にとっては、本当に嬉しかった文面ではなかったような、どこか、他人行儀なような、自分たちが意識していたかどうかは分からないが、“恋人”同士とかの感情は少なかったような気がする。
自分は、付き合っているのが当たり前と思っていたのかもしれない。
読んでいただきありがとうございます。
このタイトルのアクセスも多いのですが、一話でアクセスは終了になることが多いです。
稚拙な文章ですが、他もよろしくお願いします。




