表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/17

15話 全自動お仕事AI

 翌日、サーシャと手伝いのマミを"薬屋サイヤ"に送り届け、「新しい店舗を作るから」と簡単に要望をサーシャから聞いておいた。

 

 サーシャが少し不安げだったので、


 シ「今すぐこの店を取り壊そうって話じゃない。


 むしろこの店はこのまま残せるよ。


 まあ、めちゃくちゃ便利にはするから。


 風呂もトイレも屋内だし、防犯も完璧やし、悪いようにはせんよ?」


 サーシャの顔が明るくなった。

 

 あとは調薬室やら設備やらを確認し、新しい店の設計に掛かろうかと思う。


 

 ちなみに今朝、マミとサーシャに新しい下着をショップで購入してプレゼントしてあげた。

 

 サーシャの下着やらはマミに選んでもらい、初めてならとりあえずスポーツブラから、とのことで、スタイリッシュでシンプルなデザインのものに決めた。

 

 初めてのブラは、慣れるまでワイヤーで痛くなることがあるそうだ。

 

 スポーツブラならワイヤーがないから大丈夫、とマミも太鼓判を押した。


 

 サーシャは、レースの下着の機能性にいたく感動していた。

 

 新しい店にする時に、こういった女性下着やサニタリー用品を扱うつもりだと説明すると、マミまでいたく感動し、「絶対売れる!」とノリノリになってきた。


 サンプルの下着やサニタリー用品を、サーシャに説明するようにと多めにマミに渡しておいた。


 

 お手伝いゴーレムに警備を任せつつ、一旦一人で拠点に戻ることにする。

 

 家の隣に新店舗を建築し、入り口を「薬屋サイヤ」に繋げることにする。

 

 サポちゃん「ここに新たに建築する店舗と、『薬屋サイヤ』の店舗を入れ替えることも可能です。」

 

 おお、そんなことも…まあ、できるよね。

 

 サポちゃん「突然建物が変わっても、認識阻害を駆使すれば、周囲の住人に一切気づかれることもありません。」


 

 認識阻害やばぁ。

 

 何でもし放題やん。


 

 サポちゃん「はい。

 もはやヨーカだけでなく、アメリア国内の国民すべて、魔物を生かすも殺すもマスター次第です。」


 

 さらに結果魔法を併用すると…

 

 サポちゃん「全国民の意識を奪うのに10秒、全員を殺害するまで数分です。実行しますか?」

 

 するか! 快楽殺人者じゃねーわ。

 

 サポちゃん「では全貴族、王族関係者、犯罪組織関係者はいつでも実行できるように手配しておきますか?」


 

 うーん…そのくらいなら……

 

 いずれ必要かもな。


 

 サポちゃん「承知しました。そのように手配しておきます。」


 それでは新店舗の設計から始めようかね。


 実はもう、鉄筋コンクリート、異世界で再現できるんよね。

 

 しかも、FCファンタジーセラミック造で培った応力緩和加工の魔法を駆使すれば、現代建築さながらの高層建築も可能だったりするのよ。

 

 全国の採石場とか埋蔵資源調査も、もうあらかた終わったから、セメントの材料の石灰石も見つけてある。

 

 家の一軒や二軒、簡単に作れる……けど!


 

 SP全然足らんかった……


 

 拠点を建てるのに三千万SP使って、現在の残りは600数十万SPほどだ。


 

 内壁の基盤はできても、内装は……ね……


 

 アメリアやヨーカの政府軍を殲滅すればSP貯まるな、とか考えて、とりあえず保留かと考えてたら、


 

 サポちゃん「とりあえず、売り場フロアと小さめのバックヤードだけ、箱型のスペースだけ製造。

 

 内装も原材料から既存の魔法やゴーレムを使って製造・施工すれば、200万SP程度で作成可能です。」


 うーん……


 サポちゃん「外観の見た目を気にしなければ、ですが。」


 

 そうなんよねぇ。“それ”なんよねぇ。

 

 本来気にすることじゃないんやろうけど、一度気になると、気になるよねぇ。


 

 サポちゃん「いっそのこと、マスター含め全員に、本番工事終了するまで、完璧な外観で完成するまでの間、認識阻害で誤魔化しておきますか?」


 

 うん、じゃあそれで行こう。

 

 今から着工して、工期は?


 

 サポちゃん「夕方頃には完成予定です。」


 よろしく。


 サポちゃん「承知しました。


 これより『薬屋サイヤ』の増築フロアの建設工事に着手します。


 完成予定は6時間後です。」


 

 あとはまあ、いつも通りお任せだ。

 

 その間にまずは販売する物の選出、自前で製造可能な物は、工業機械ゴーレムなんかを作成してみるか、と考えていると、


 

 サポちゃん「綿花から糸、糸から布、布から衣類などの製品になるまで、布も薄手から厚手、複数種類、すべてイメージ通りに工業機械ゴーレムを自動作成可能です。


 タオル用のパイル織り機も合わせて作成できます。

 

 さらに、ゴーレムを使いアメリア国の主要生産地から綿花の買い付けも可能です。すべて実行しますか?」


 

 サスサポ、よろしく。


 

 サポちゃん「承知しました。」


 もうやることなくなった。


 早い。


 あっちの様子は?


 サポちゃん「マミがサーシャにサンプル品の説明をしているところです。


 キリが良いところでマスターにお知らせいたします。」


 サスサポ。よろしく。


 サポちゃん「承知しました。」


 たまには一人でコーヒーでも淹れるか、とお茶して待つことにした。

終焉の暁シュウエンノアカツキと言います。


よろしくお願いします。


エックス(旧ツイッター)垢です。こちらもよろしくお願い致します。


終焉の暁 @syuennnoakatuki

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ