DIO110にライジングⅡを取り付け
ライト交換の覚書です。
通販でLEDヘッドライトを購入した。先日の通勤時に光量に不満があったからだ。
購入したのはスフィアライトのライジングⅡ(HS1)だ。コントロールユニットが別体なので設置に不安があったものの、メーカーサイトでは適用しているようなので購入した。実は同メーカーのライジングαなる商品と光量などがほぼ同じで、αは一体型なのでポン付けが出来る。ただ、保証期間が1.5倍の3年間で、使用時間が2.5倍の5万時間だったのでライジングⅡを選んだ。
さて、取り付けるにはフロントカバーを外す必要があるので、ミラーやスマートモニターを外す。カバーは下側のネジ2本を緩め、周囲8箇所の爪やクリップを外す必要がある。慣れていないと固定爪を割ったりして惨事なのだが、マスキングテープで養生して慎重に外してゆく。
思ったほど硬くなくて割れることなくハズレはしたが、首下が引っかかってそこからがなかなか外れない。ライトのカプラーを先に外し、慎重にゆすって何とか外す事ができた。
ライト防水用のゴムキャップを外してクリップをズラせば、ライトバルブがフリーになって引き抜ける。この辺は車と同じだが、それすら20年ぶりくらいの作業になる。
LEDバルブは後方に大きなヒートシンクが付いている。少し緩めると白いグリスが塗布されていたので、先にバルブの固定をしてしまう。グリスはおそらく熱伝導を補助する効果があるだろうと思うので、ヒートシンクを外した後もグリスには触れないよう、慎重にゴムキャップを嵌めてヒートシンクを戻す。
配線を結合し、エンジンを始動すれば問題なくライトが点灯した。もちろんHi/Lowの切り替えもバッチリだ。
さて、やはり問題になったのはコントロールユニットの固定場所だ。散々悩んだ結果、ハンドルバーへタイラップで固定することにした。邪魔にならないように押し込んで、タイラップをクロスに掛けて固定する。問題は無さそうだ。そこから慎重にフロントカバーを戻す。干渉箇所が無いか確認しながらなので時間はかかったが、それでも総作業時間は40分程だった。
さて、ライトの交換なので光軸の調整が必要なのだが、ここで調整用のネジが緩んでいた事が判明。そもそも光軸が出ていなかった可能性があって肝が冷えた。対向車の眩しさもそうだが、前車に対して煽り行為になっていたかもしれない。
午前中に作業が終了したので、取り敢えず光軸は一番下げた状態で固定してある。日が落ちたら、調整してみよう。
調整はHi ビームで1m と5mでの照射位置が同じになる様に合わせるそうだ。サスのストロークでも変わるので、何処まで厳密に合わせられるか未定だが、信号待ちや走行時に前車のリヤガラスに光が当たらない位置なら問題なさそうなので、おいおい調整していこうと思う。