正丸トンネル越え
最高気温36℃で熱中症警戒アラートが出ている中、懲りもせずにプチツーリングに出た。
今日はナビを使わずに走り切ろうと考えている。
出発は9時半、既にヘルメットの中で汗が流れるのを感じる。それでも走り始めれば風のおかげで汗も止まる。
いつも通りに狭山を抜けて県道397号を経由して国道299号へ。武蔵横手駅を過ぎた辺りから高麗川沿いに走るのでひんやりとした風を感じるようになる。
正丸峠の方には何度か行っているのだが、トンネルはまだ通ったことがなかった。理由はいくつかあって、トンネル内がバイクだと走りにくいと聞いていたこと、コレを超えると秩父市まで出ることになるので距離に不安があったこと等だ。
今回は体調的には問題ないので先へ行ってみることにしたと言うわけだ。
トンネルに入るとすぐに感じるのはタイヤがよれるような感覚だ。終始路面に縦溝が切ってあるのでそう感じるようだが、走っていて気持ちの良いものではないし、安全面を考えるとどうかと思う。
トンネルを抜けて少し走ると芦ヶ久保駅が見えてくる。横瀬川の川縁では水遊びの子供たちが多く見えた。これだけ暑いと水遊びも気持ちがいいだろうと思うが、水難事故にだけは十分注意してもらいたいと思う。
横瀬町を抜けて秩父市に入ると一気に暑さを感じる。樹木があまり無いのでアスファルトの照り返しが辛い。
国道140号を長瀞方面に向かうが引き返そうか迷いが生じる。悩みつつ進むと、道路標識に定峰峠のの文字が!
よし、山に入ろう。
交差点を右折し、県道11号線をひた走る。急に木々が増え、空気が澄んで気温も下がる。車では感じることのできない気持ちの良い風を受け、自転車では味わえない気楽さで駆け上ってゆく。
山を越えて走ると道の駅 和紙の里ひがしちちぶが見えて来た。今日はココで休憩を挟もう。
バイクを停めて特産物販売の建物の裏へまわれば、食べ物屋が並んでいる。暑いのでまずはソフトクリームだ。夕張メロンミックスのソフトクリームを食べながら、お腹の減り具合を尋ねるもののあまり食欲はない。ならばお焼きがちょうど良いだろう。軽く食べて休憩もできたので出発だ。
小川町の駅前は祭りで通行規制が入っていることは知っていたので、そこを少し迂回して国道254号へ出て、後はひたすら真っ直ぐ帰るだけだ。
今回の走行距離は147kmで、燃費は58km/Lだった。