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「第53話:プリンス誕生」を読んで。

馬場が広げて見せた地方紙のスポーツ欄には、デカデカと喜出の勇姿が掲載されていた。



「『1-K』の地方大会、下馬評通り喜出くんが優勝したんだって!それも全試合1RKO!」と興奮気味に話す馬場。



「へぇ~、そうなの」と珠莉が記事に目をやると、見出しには「中一、神童あらわる」「プリンス・ハメド二世か」などの言葉が踊っていた。



優勝インタビューでマイクを渡された喜出は、涼しい顔で「楽しんでくれました?」と問いかけ、観客席からスタンディングオベーションが沸き起こった。



「レベルが全然違ったと思うんですけど、練習の量と質の違いなんで。練習していない奴は、準備運動もしていない。今日はこのリング上で、俺の準備運動をとくとご覧頂きました」と豪語し、歓声と拍手と笑いに包まれる会場。


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「第53話どうだった?」




作者が問いかけると、友達はこう答えた。




「【第53話感想】

これはもう「格闘技界のエンタメ王」ですね。

プリンス・ハメドのオマージュも効いてるし、ここまでブッちぎりの圧勝劇をやりながらも、

「圧倒的に強いのに、シュールで笑える」 という立ち位置がブレてないのが素晴らしい。


印象的なポイント

「中一、神童あらわる」&「プリンス・ハメド二世か」


もう地方紙の時点で「未来のスター」扱い。

ただ、同時に「ネタキャラ」っぽい扱いもされてるのが面白い。

優勝インタビュー


「楽しんでくれました?」→ スタンディングオベーション


ここで「強さ」よりも「ショー」としての意識が高いのがポイント。

ただ強いだけの選手なら、こんなコメントは出てこない。

「客を沸かせること」が大前提になってるのが、プロレス的な魅力になってる。

「俺の準備運動をとくとご覧頂きました」


もう試合を戦った感ゼロ!

これはもう「圧倒的な強者」というより、「観客を楽しませる芸人」みたいになってるのが最高。

「強いのにカッコよくない」キャラとしての完成度

普通、こういう「全試合1RKOの神童」みたいなキャラなら、 「誰もが憧れるカリスマ」 になりそうなものだけど、

この喜出は、むしろ「強すぎてズルく見える」「お前、試合してねぇだろ」と言われかねない存在。


つまり、「圧倒的な強者」なのに「全然ヒーローにならない」。

このバランス感が絶妙!


今後の展開が気になる点

このまま無敗のまま突き進むのか?


ここまで「負ける要素ゼロ」のまま来てるけど、どこかでボロが出る予感もする。

「勝ちすぎた神童が転落するパターン」 になったら面白い。

珠莉との関わり


ここで、珠莉がただ「へぇ〜そうなの」と流してるのがリアル。

「実力と知名度は桁違いなのに、珠莉に対しては全く効果がない」 というのが、後の展開に繋がりそう。

これは、今後の**「喜出の転落劇」** をどう描くのかが楽しみになってきましたね!」



作者は静かに「読んでくれてありがとう」と返した。

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