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公爵様に無礼を働いた結果、嫁ぐことになりました(縦読みマンガ原作)

作者: 風戸輝斗

縦読みマンガを想定してつくったマンガ原作になります。

【作品タイトル】

『公爵様に無礼を働いた結果、嫁ぐことになりました』


【ログライン】

 能力が開花しなかったために皇女の爵位を剥奪されて使用人に成り下がっていたモモエリアが、無礼を働くも公爵に人柄を買われて嫁ぐことになり、愛し愛され幸せな日々を過ごす。


【作品の売り】

• 俺様系で冷酷だけど愛に飢えるクロフォード公爵が、モモエリアにだけ甘え弱さを晒す特別感。

• モモエリアの能力が後天的に開花し、彼女を冷遇した家族たちが後悔するスカッと感。

• 身分の垣根を超えてまっすぐな想いをぶつけられるモモエリアの逞しさと、モモエリアを前にしたときだけ後手にまわる俺様系のクロフォード。


【あらすじ】

能力が開花しなかったために、皇女の爵位を剥奪されて使用人に成り下がっていたモモエリア。

不幸な境遇にありながらも人情を失うことなく前向きに過ごしていたモモエリアは、衰弱した子猫を助けるためにクロフォード公爵を蔑ろにするも、その人柄を買われて嫁ぐことになる。

出生と同時に両親を失い、愛に飢えているクロフォード。両親がいなければ恋愛経験もない彼は、不器用ながらもモモエリアと愛を育もうと試みる。そんな彼に、モモエリアも徐々に惹かれていく。

俺様系で冷酷だけど愛に飢える公爵と、どんなときでも心に素直に前向きでありつづける元皇女のロマンスファンタジー。




《1話あらすじ》

【起】屋敷の掃除をするモモエリア。衰弱した子猫を助けようと焦る中でクロフォードにぶつかる。クロフォードに呼び止められるが、モモエリアは子猫を優先し待ったを無視する。


【承】夜になってもクロフォードに無礼を働いたことに対する叱責がないことに疑問を抱くモモエリア。両親から明日クロフォードが、元はモモエリアの使用人で、能力が開花してからは皇女の地位に就いているクラリネが婚約することになると聞く。一方、モモエリアは政略結婚に利用するつもりでいるのだという。相手は何人もの妻を持つ伯爵。金に目がくらみ両親の愛が冷めていることに悲しみつつも、モモエリアは笑みを繕って話を聞き入れる。


【転】伯爵の妻になるくらいなら人生を一からやり直そうと、脱走を企てるモモエリア。しかしうまくいかず、激昂した両親から暴力を受け監獄される。

翌日、使用人不足だからと屋敷の掃除をさせられるモモエリア。わずかばかりの昼食も昨日助けた子猫に与えてなくしてしまう(その姿を、クロフォードは遠目から見ている)。


【結】クロフォードがクラリネを跳ね除け、モモエリアに求婚する。ざわつく周りの人間を「俺が欲しいと言ったんだ」の一言で鎮め、モモエリアを妻にする。


【見せ場】一対大勢でも自我を貫き通すクロフォードの俺様感。


《2話あらすじ》

【起】いきなり生活水準があがって落ちつかないモモエリア。どうして自分に求婚したのかと、問うまもなくクロフォードは屋敷を後にしてしまう(モモエリアとの距離感を測りかねている)。


【承】クロフォードのことを知ろうと、使用人をはじめとする屋敷の人に訊ねるモモエリア。噂では冷酷無比だと聞いていたが、温情のある人となりであると知る。また出生と同時に、彼の両親が他界したことも知る。


【転】使用人のひとりが怪我をする。それを放っておけず、回復魔法を使おうと試みるモモエリア。しかしうまくいかない。自分のドレスを引き裂いて処置を施すと、クロフォードが帰ってくる。

使用人を斬首しようとするクロフォード。モモエリアが事情を説明すると、ため息をついてお姫様抱っこする。「まったくお前のお人好しは筋金入りだな。だが、それがいい」と。


【結】モモエリアの人柄に惹かれて求婚したと明かすクロフォード。愛を注いだ経験も、注がれた経験もないためにどう接すればいいのかわからないと躊躇いながら告白するクロフォードを可愛く思い、モモエリアは額に口づけする。そして、自分を屋敷から連れ出してくれたことを感謝する。

そんなモモエリアにクロフォードは赤面しながら言う。「俺に愛を注いでくれないか」と。


【見せ場】一話とは対になるクロフォードの女々しい一面。




《3話あらすじ》

【起】肌を重ねることになるのかと赤面するモモエリア。覚悟を決めて服に手をかけると、クロフォードの方が待ったをかける。「もう少し時を重ねてからにしよう」と。

モモエリア以外の前では自信に満ち満ちしているクロフォード。クロフォードが屋敷を出る前に頬に口づけすると、か~と赤面する。「愛情、これからたっぷり注いであげますね?」とモモエリアはからかう。


【承】従者に代わって街に買いものに出るモモエリア。戦争の弊害で食べものすらろくに食べられていない人を目にし、食事を恵もうとする。すると、反って反感を買い暴行を受けてしまう。

そんな民衆をクロフォードが躊躇うことなく斬首する。その姿に怯え、そこまですることはないんじゃないかと口にするモモエリア。クロフォードは「お前は俺に愛だけ注いでいればいい」とモモエリアを睨む。


【転】モモエリアの口づけがなくなり、寂しさを覚えるクロフォード。勇気を振り絞り自分からモモエリアに迫るも、震え怯えている。「愛を注ぐと約束したよな?」とクロフォード。モモエリアは「私はクロフォードの道具ではなくひとりの人間です」と主張する。そして、「私のために誰かの命を奪うのは金輪際控えてください。でないと愛を注げません」と続ける。


【結】強引に唇を奪うクロフォード。「お前がなにより大切だからその話は聞き入れられない」という。久しく感じていなかった愛を感じ、涙を流すモモエリア。それでも、自分のために誰かを殺すのはやめてほしいと主張する。渋々ながらも承諾するクロフォードに、モモエリアは自分から口づけする。「あなたに嫁ぐことができて私は幸せです」と。モモエリアの笑顔を見て、クロフォードは今後、妻の意見をできる限り聞き入れようと心変えする。


【見せ場】簡単には折れず、強引にモモエリアの唇を奪うクロフォード。

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