次回予告(第7章)
「久しぶり、アタイのこと覚えてはります? 草津鶴羽こと、つーちゃんやで」
「だから、方言が混じってますよ、草津さん」
「伊香は相変わらず固いなぁ。もう少し柔らかくなった方がええで。その方が、ぎょうさん好かれるさかい」
「いいんですよ。ボクは草津さんと違って、コミりょく高く無いんですから」
「そかそか。それよりも万座、もっとこっちに来んかい。お笑いコーナー終わってまうで」
「…………」
「相変わらず喋らへんな」
「……いゃ、草津さん。そもそも、ここお笑いコーナーじゃないんですけど。それよりも次回予告です、予告!」
「せやったな。コホン。では次回、『つーちゃんのお色気ショータイム』乞うご期待!」
「……見え透いたウソつかないで下さい。大体、筋骨粒々のその体のどこにお色気要素が有るんですか? ボディービルダーに色気を感じる人は、かなはマイノリティだと思いますよ」
「ほぅ……、いい度胸だ、伊香。お前には特別に、鬼押出し園ほふく前進十キロハイクをさせてやろう。観光地巡りだ、じっくりと楽しんでこい」
「何云ってんですか。あそこ溶岩が固まって、とんでもなくゴツゴツした地形ですよ。ボクの豊満な胸が、血まみれ確定ですよ!」
「いちいち気に障る言い方をするヤツやなぁ。……まっ、ええわ。でも、ほら、みんなアレを期待しているから、ええんちゃう?」
「アレとは?」
「確定演出!」
「……草津さん、血まみれになるのは、確定演出とは呼びません。使い方間違っていますよ」
次回、鋼鉄の舞姫 第7章
『もう一つの道』
正和の空に鐘は鳴る!
「さて、上乃っちと遊ぶ連絡でもするかな」
「ですから、迷惑がられますって。草津さん本当に嫌われますよ」




