18話、助っ人!
実は書いていたのが消えてしまいまして、本当なら今日、17時には投稿できていたのですが、遅くなってしまいました。
そういえば、歴史の日間8位に載ってました\( ᐛ )/
PVもいつの間にか3万くらいいってました!皆様のおかげです。これからも細々と不定期で投稿していきます〜(*^^*)
ーーーーー降松「若宮」五郎居城予定地ーーーーー
「若!若は次代の大内重臣。人足に混じり大工仕事をするのはおやめくだされ!」
「何を言っている、じい。俺の館を建てるのだ。百万一心。主も働かなければ!頭、この木材はここに置けば良いか?」
「へい!陶の若様!そちらで!」
「いやだから、若、、」
「じい、大工仕事は良い鍛錬になるぞ!頭を見てみろ!百戦錬磨のじいや父上、御屋形様にも引けを取らぬ体をしておる!」
「そういうことならば、この民部も助太刀いたす!」
「その意気だ、じい!」
はあ、やっと休憩だ。次からは人足に混じっての作業はやめよう。
「おい、頭。」
「へい!」
「これを機に、俺の直属の職人にならぬか?」
「あっしを個人的に雇っていただけるということですかい?」
「いや、頭とその配下の職人達を囲いたい。」
「それは、あっしらを専属の人足として働かせて頂けるのですか。」
「半分あってて半分違う。」
「どういうことでございやしょう?」
「頭は、士分として俺の臣下の1人となってもらい、頭と配下の職人達に禄を出す。そして、戦場に出てもらいたい。」
ここで頭の顔が変わった。
「戦場に出る、ということですが、あっしらは刀など握ったことがありやせんが?」
「それは心配しないで良い。頭達、職人は俺の配下の兵たちが責任を持って守る。頭達には工兵となってもらいたいのだ。」
「工兵とは、聞きなれぬ言葉ですな。」
「工兵は、極力戦闘には加わらず、敵を防ぐ柵や、悪路の場合、道や橋を作ったりするいわば前線の支援だ。」
「分かりやした。あっしは陶の若様について行きやしょう。しかし、配下達がなんというか、、、」
「お頭、おれたちゃ、お頭について行くって決めてんだ。」
「そうだ!そうだ!お頭の主はおら達の主!お頭に賛同するよな!?みんな!」
お頭の配下の職人達もみな賛同してくれている。
「どうだ?頭、職人たちもこういってくれているが?」
「ならば、この喜助、陶の若様に誠心誠意お仕えいたしやしょう。」
「かたじけない。頭の名は喜助か。ならば棟喜助と名乗れ。」
「へい!」
「そして、喜助とその配下50名は今日から、棟衆だ。」
「「へい!!!」」
半裸の男たちの声が響き渡った。
痩せたい。
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