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(83)疲労

 動物である以上、動けば疲れる。当然、人も動物だから疲れる。疲れが()まれば、疲れてるな…と意識するようになる。意識すれば、これも当然、疲労をなんとかしなけりゃ…とかなんとか、考えるでなく思うようになる。ここで(から)く、なにがなんでも…と思うか、まっ! 適当に…と(あま)く思うかの二つのパターンに発想は分かれる。疲れを取ろうっ! と意気込んで思っても、取れるものは取れるし、取れないものは取れない。^^

 とある会社の夕方である。多くの社員が退社したあと、今夜、残業する社員二人が話をしている。

鹿山(しかやま)さんっ! なんかお疲れのようですが…」

 若手社員の鶏冠(とさか)が年配の鹿山を心配して(うかが)った。

「いやあ…毎度のことだよ、鶏冠君」 

「そうですか? お大事にしてくださいよ。鹿山さんに今、倒れられたら、僕、困ります。まだ、ここへ配置されて二ヵ月なんですから…」

「ああ…。君は若いから疲労なんてないだろ?」

「えっ! ああ、まあ…。三日前の徹夜マージャンでは流石(さすが)に疲れましたが…」

「ははは…そりゃ、誰だって徹夜すりゃ疲れるさ。だが、その疲れが取れるか取れないか、が問題でね」

「ええ、まあそうなりますか…」

「ああ、そうなるんだよ。君も私の年になりゃ分かるさっ!」

「ですかっ!?」

「ああ…個人差はあるがねっ!」

「僕はどうでしょう?」

「ははは…私は医者じゃないから、そこまで辛く分らんよっ!」

「ですよねっ!」

 疲労の感じ方は、甘い場合も辛い場合もあるのである。あなたは、どうですか?^^


                  完

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