表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/100

(82)生温(なまぬる)い

 どんな場合、どんなコトでも生温なまぬるい状態は気分がいいものではない。(あま)中途半端(ちゅうとはんぱ)というヤツだ。(から)目の熱い、暑い、冷たい、寒いといった場合、それはそれで心構えも出来るというものだが、生温いというのは気分が曖昧(あいまい)で、心の置きどころに困る。^^

 気象庁観測部のとある課である。

「今年の梅雨明けは、なんか生温いなっ!」

「ですねっ!  明けたようで、そうでもないような…。こんなお湯に()かるの、嫌ですよねっ!」

「んっ!? ああ…」

「景気もコロナで今一、生温いようですし…」

「んっ!? ああ…。禊屋(みそぎや)のデリバリー[出前]もなっ!」

「はいっ!? え、ええ…。でも、昨日の冷酒は美味(うま)かったですねっ!」

「んっ!? ああ…。辛口の初雪だろっ!?」

「はいっ!」

「課長の人当たりは、もう少し生温い方が助かるがっ!」

「はいっ!? え、ええ…」

 生温くても、いい場合があるようだ。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ