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(63)渋滞(じゅうたい)
渋滞に対する人の考え方にも辛口と甘口がある。辛口の人だと、またかよっ! …などと怒れ、イライラする気分を隠せなくなる。こういう人は自己中[自己中心的]な人が多く、世の中が全て自分中心に回っている…と深層心理で思い込んでいるのである。困った人だ。^^ そこへいくと、甘口の人は、なんだ…などという平静な気分で、イライラすることもない。偉い人だ。^^ どちらが良い、悪いという訳ではないが、甘い人の方が世知辛い今の世の中だと健康面も含め、生きやすいのかも知れない。^^
とある国道である。この日に限って朝から渋滞している。市道から国道へと出た谷底は、おやっ? と、訝しげに凝った肩を揉みながら首を回した。数珠つなぎの車の真っただ中で谷底は、まっ! いいか…と、平静に待つことにした。
しばらくすると渋滞は解消し、車は少しづつ動き始めた。ゆとりを持って家を出たこともあり、谷底はイラつくことなく目的の場所へ到着できた。
ゆとりをもって物事に処せば、気分の甘辛に関係なく、渋滞しても物事を達成できるようだ。^^
完




