表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/100

(6)予想

 予想するのにもあまめ、からめの読みがある。誰も間違った予想はしたくないだろうから、自分の意識を駆使してその後の展開の予想を立てる訳だ。外すと、少し自分を低く評価されたり笑われることを潜在意識で避けるのである。辛めの予想を立てる人はその自己意識が強い。一方、甘めの人は、どう思われようと構わない的で弱い・・と予想される。^^

 二人の大学教授が電話で会談をしている。

『いやいや、今回のコロナは終息したからいいんですがねっ! 問題は今後なんですよっ! 私の辛めの予想ですと、また起きそうな…しかも、今回以上に深刻な事態になるような気がしております。黒熊くろくま教授は、どのように思われます?』

紅鮭べにざけ教授、私もそうなることを危惧きぐは、しとります。危惧はしとりますが、私は甘めの考えを持っておりましてねっ! 人類はその都度、また打ち勝つ知恵を持つものと確信しとるんですよっ!』

『いや、それは黒熊教授のおおせのとおりでしょう! しかし、私はあなたの考えに食われる訳にはいかないっ! なにがなんでも、人類を残すために川をさかのぼりますぞっ!』

『はいっ! 是非ぜひとも遡ってくださいっ! そうしていただかないと、私はあなたを食べられないっ!』

『私もそうは簡単にあなたに食べられる訳にはいきませんからなっ! 予想を立てて上手うまく遡ることにしますよっ!』

『ははは…お手並み拝見っ!』

 電話会談はその後の予想が立たないまま終息した。

 私にも今後の予想は目に見えないから甘くも辛くもなく、分からない無味である。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ