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(51)渡河(とか)

 西暦1600年、皆さんよくご存じの関ヶ原の役の最中(さなか)である。岐阜城攻撃に向かった東軍の諸将は、二手(ふたて)に分かれ、岐阜城へ迫ろうとしていた。二手は約束事項として、木曽川下流竹之鼻口からの渡河(とか)が済むまで上流河田口からの攻撃軍が渡河しないことを約束としていた。ところが、池田輝政公が率いる上流攻撃軍は福島正則公が率いる下流攻撃軍の渡河を待たずに渡河してしまったのである。さあ、大変! 福島公の怒りが爆発した。甘く考えれば、今の時代なら、まあ、いいか…くらいの感覚になるのだろう。^^ しかし、時は戦国時代である。軍律(ぐんりつ)を破った・・という(から)いも辛い感覚で、なにっ! となった訳だ。^^ 徳川本軍の戦目付(いくさめつけ)である本多忠勝公としては、約束事の相手の失態は甘く考えて欲しい…とお思いになったに違いないと、まあ、こういう推察が成立する訳だ。^^

 時は現在のとある短編集である。^^ 50話を書き終えたとある武将は、51話に進むべきか進まざるか…と迷いに迷っていた。ところが梅雨の雨は作業を中断させるかのように降っては()み、止んでは降るという調子で、いっこうに作業が進まない。さあ、大変! 作業をする鹿馬田の怒ろうことか、怒るまいことか…。^^ 甘く考えれば、まあ、梅雨どきだからな…くらいに考えれば言い訳だが、鹿馬田は辛く考え、何が何でも終えよう…と意気込んだのである。意気込めば当然、無理も生まれる。作業中、ビショ濡れになってしまった・・と、まあ話はこうなる。ビショビショに濡れれば、チェッ! と気分も悪くなってくる。渡河しない方がよかった訳だ。^^

 渡河は甘く考えた方がいいよ・・という51話のお話だ。^^


                  完

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