(46)物事(ものごと)
物事を甘く捉えるか辛く捉えるか? は、人それぞれで異なるが、『暑くなってきたなぁ~』と、つまらなく思いながら、その辺りを書いてみたいと思う。^^ そんな、いい加減なことでは困るっ! と辛く思われる方は無視して戴いて結構です。^^
とある町役場である。無味課長が書類を見ながら加糖課長補佐を叱咤している。
「君ねぇ~! この前、言ったろっ! ったくっ! 予算要求書は辛く考えておけとっ!」
「やはり、ヒアリング対策ですか?」
「言うまでもなかろうがっ! 豚尾助役はシビアなんだからっ!」
「でも、蚕収入役はソフトですよ」
「蚕さんは蚕さんだよっ! あの人は絹のように滑らかな人だからな…」
「そうですねっ!」
「馬鹿野郎っ! そんなこと言ってんじゃないよっ! 豚尾対策をしとけっ! と言ってんだよ、私ゃ! 豚、豚っ!」
「はい、分かりましたっ! 考え直しときますっ!」
「頼むよっ! 去年なんか不用額を流用充当しなかったから削られたじゃないかっ!」
「はいっ! 今年は予算執行率を100%に近づけときますっ!」
「加糖君、頼むよっ!」
「はいっ!!」
「君は返事だけはいいんだがな。ったくっ! もう、いい…」
加糖課長補佐が次席へ戻ったあと、無味課長は半分、諦めたかのように欠伸をした。
物事を上手く運ぶか運べないかは運ぶ本人の能力にもよるから、甘くなるか辛くなるかは、その人次第という結論になる。^^
完




