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(41)程度

 物事には良いも悪いも程度というものがある。いくら良くても程度を越せば、それはそれで悪くなる訳だ。^^ 例えば適度な飲酒なら、血液の血行を良くして疲れを取ることが出来るが、程度を越せばアセトアルデヒドの分解が間に合わなくなり、泥酔状態となって内蔵の負担を大きくするから悪い・・と、まあ、そんなところだろう。^^

 とある街の居酒屋である。二人の常連客がカウンターでチビリチビリ、いや、グビリグビリと酒を飲んでいる。見たところ、かなり酩酊めいていしているようだ。呂律ろれつが回らず、よぉ~~く聞かないと、何を言っているのか分からない。

「ウイッ! で、お前とこのネコさんはニャ~ニャ~か? ふんっ! 俺かいっ? 俺なんかガァ~ガァ~ …ってか?」

「いやいや、ガガァ~ガガァ~に違えねぇ! でしょ!?」

「フンッ! アヒルは食ったこたぁ~ねぇやっ! イタリアの小島の白い家、ほら、なんとか言ってたっ! ありゃ~いいっ!」

「そんな、いいもんかっ!? ウイッ! あの頃はよかったっ! だいいち、給料、現ナマだっ! 深情ふかなさけっ、深情けっ! 紙だけってのはっ…」

「お前とこのカカァ~はっ、いけねぇ~いけねぇ~!」

「親父っ! もう一本っ!」

「もう、おやめになった方がよかないですかっ? いつもより程度がっ!」

「程度なんてぇ~もんはっ! …そろそろ帰るかっ!」

「誰がカエルだっ! 俺はぁ~? そうそう、ピョンピョンっ!」

 店の親父は、こりゃ~ダメだなっ…とは思ったが、そうとも言えず、笑ってぼかした。

 あまからいに関係なく、程度を越せばダメになる・・という一例のお話である。^^


                  完

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