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(33)良薬(りょうやく)

 良薬りょうやくは口ににがし・・と、よく言われる。しかし、あまい良薬、からい良薬があってもいいのではないか…というどぉ~~でもいいような話である。^^

 とある薬局である。一人の客が店に入ってきた。

「あの…」

「はい、なんでしょう?」

「お薬は、みんな苦いんですかっ?」

「はあっ!? …ええ、まあ。一般的にはそう言われてますが、今はカプセルとか錠剤の時代ですから…」

 薬剤師は訥々(とつとつ)と客に説明した。

「よかった! ということは、甘いのとか辛いのとかも、あるんですよねっ?」

「うちは、お菓子屋じゃないんで…」

「なんだ、ないのか…」

「いえ、ないという訳ではないんですが…。レモン味、オレンジ味のトローチとか喉飴のどあめもありますんで…」

「あるんですかっ! よかった!! 良薬ですよね、それって」

「良薬かどうかは分かりませんが、あることはあります…」

 薬剤師は、変な客だな…とは思ったが、そうとも言えず、笑ってぼかした。

 苦くない甘い、辛い良薬も、あることはあるようだ。^^


                  完

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