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(11)採点

 学生諸君ならよくご存知だろうが、採点にも甘口あまくち辛口からくちの差が生じる。一人の先生では58点だった科目が、別の先生だと62点で通過して単位を修得できたなどということも生じる訳だ。^^ 58点では再履修しなければならず、そんな事態は何がなんでも避けねばならないから、先生をコンパに招待なんかしたりして単位を修得した・・などという話も現実に存在する訳である。遠い過去を振り返れば、私も人ごととは、とても思えない。^^

 とある中学校の国語の時間である。先だって抜き打ちで行われたテストの答案が返されている。

「先生っ! 3番の問題ですが、僕と酢蛸すだこ君の答は同じなのに僕は×で酢蛸君は〇なのはなぜですかっ!」

「それはだなっ! まっ! そういうことだっ!  ははは…」

「先生は僕には辛く、酢蛸君には甘いんですねっ!」

「ははは…そんなことはないぞっ! お前の書いた漢字が間違っていたからだっ! これも、お前のためだぞっ!」

「僕のためですか、先生? そこは甘く、半分正解の△くらいで…」

「いやいや、先生は辛くいくっ! 悪く思うなっ、烏賊墨いかすみっ!」

 烏賊墨は、先生にパスタでも食べさせないとダメか…と、ふと思った。

 採点も要領で変化するのである。学生諸君、参考にして下さい。^^


                  完

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