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眠れる獅子たちへ
Sleep My Dear
バンド名である
今回この執筆活動に至るに
頭の中の理由と理由訳の矛盾が生じた
眠らないで考えていくと出る答えもある
彼女はそれをありがとうと呼んだ
彼女のことがスイッチされたんだろう
だがオレと彼女は信頼関係にある
もちろん彼女はオレの味方ではないが
皮肉にもまた妙な小話を聞きつけてしまった
それが理由である
別に潰しにかかるつもりはない
友達に言ったことが災いしてオレは皆とはぐれた
あいつに言ったこととまるで同じだ
そしてオレは死んだ
彼女の記憶と共に
ここに刻もう
彼女と共に死を告げた人生を
オレは悔しくて仕方がない
オレは忙しくて滅法それには疎い
だが法律なんかではオレは裁けない
彼女の衣装を身にまといどれだけ服従しようとも君だけには負けたくない
彼女は愛してるって言ってたがそれも愛だろう
あとは押し出されるように出て行った自分と帰り道にいた女の子
これは彼女との涙のエピソード
出会いあれば別れあり
そんな擦り切れそうな価値観の人生
何にもなかったあの日
空だけが宙に浮いてた
君に会いたい