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日常
いつもの日常 いつもの風景 いつめのメンツ 私の名前は、如月 美優。私が通ってる私立の学校では、何不自由なく平和に暮らしていた。もちろんこの日々に満足もしていた。学校では友達もいてのりのいい先生もいて、頭はちょっと悪かったけれども楽しくしていた。だけど自分では何か刺激を求めていた。少女漫画の用にいきなり魔法使いになるとか、世界を救う架け橋になるとかそんなありきたりなことを求めているのではなく、ただ単に恋がしたかっただけなのかもしれない。なぜ、私自身もこの結末に至るかは分からないが恋がしてみたかったのかもしれない…
そんな私も今では高校二年生、もちろん高一のときはドキドキした。結構人見知りな私は、入学当時、いじめられないか、孤独にならないか心配だった。だがそんなことをよそに、意外にもクラスにとけ込み、楽しく過ごしていた。そして今は、高二の立場を生かし、無理矢理な青春をおうかしていた。そんなある日クラスで、席替えをすることになった。