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【仮】ナハトハント

作者:嘉藤秀興
四方を山に囲まれたボロス王国。繁栄の影で、王権と教団は“神を名乗る鉄”──機動鎧を以て民を支配していた。
灰と煤に沈む貧民区・灰街で育った少年ウォルフは、没落貴族バラスの私生児として生まれ、母の死と父の狂気(機動鎧収集)を経て孤児となる。
飢えと暴力の只中で生き延びた彼は、やがて沈黙して“問い”を投げかける黒鉄の機動鎧〈ナハトラント〉と出会う。
ナハトラントの胸奥には、反逆者ゼクスの魂が封じられていた。ゼクスの問いに、ウォルフは“剣で応える”ことを誓う。

裏社会の渡り人シャヴィと仲間たちは、廃砦を拠点として再建し、〈アスクレアの礎〉と名づける。元司祭レトア、灰街の整備士リズらが合流。
教団は異端審問官イェルを差し向け、レトアの粛清とナハトラントの奪取を狙う。
ウォルフは初めて“盾”として立ち、拠点を守る意思を示し、民兵団〈灰の盾(アスクレア・シルト)〉の結成を宣言する。

王都では、娼館の主マダム・カロル(シャヴィの母)が秘録《断鋼録》と地下の情報網を通じて協力。逃亡中の記録者ナカリスは、教団の聖典改竄と“偽神”アグノスの実像を暴く。
ウォルフはゼクスの問いを胸に、教団・七大悪魔・遠き機械神勢力の影が交錯する大局へと踏み出す——“信仰ではなく意志で世界に応える”ために。
灰街
2025/08/01 15:16
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