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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

実は鬼の子でした!!!〜人間として生きるとやはり大変なものがありますね!〜

作者: 安眠道士

この物語は鬼から生まれた少年の悪の英雄譚である。

鬼は人を救っちゃダメなのか!?

人間と鬼の境界と本能に悩む!!少年久宮のお話

はじまりはじまり〜!!!


最後に一つ言います。.....。覚悟して読んでください。

以上!

授業で、鬼に関しての先生のホラ話が始まった。

先生「先生実は鬼がいるって信じているんだ。実は人に見つからないような森に住んでいるとか思うと、実に興奮する!ふぁい!!!ロマンティック!!!人間を喰らう鬼だけど、」この物語の主人公、久宮が馬鹿馬鹿しいと思った。


久宮(鬼なんて、いるわけないでしょ。)と思いながら、友達と一緒に帰る途中、居眠り運転をしていた車に轢かれた。救急車に運ばれ、その友達は死んだ。でも久宮は頭を打って気絶していただけで、傷はなかった。


久宮が1時間後に目が覚めて、医者達が駆け寄ってきた。調子はどうだい?と言われて、久宮「少し吐き気がする」と言い、医者が久宮の顔を見て少し恐怖を感じた。久宮の額にはツノが一本生えており、目もオオカミのように尖っていた。


久宮「どうかしました?」

医者「いいや、、なんでもない。答えたくなかったら答えなくていい、一つ聞きたいんだけど、君は本当に人間なのかい?」

久宮「人間ですが、、、」

医者「そうかい、とりあえず今日は様子を見るために、入院してもらうね。」

医者がどこかへ行った。

久宮「俺の顔になんかついてるのかな。」と鏡を見て、久宮「ああぁあああ!!!!!!!本当に人間なのか、、、俺は」と涙を流している時、


先生が真面目な顔でこちらへきた。先生「落ち着いて聞いてね、久宮くん。清水くんは死んだ。即死だったそうだ。」

久宮「え、、」

先生「清水くんが亡くなったのは残念だけど、久宮くんは生きててよかったよ。鏡を見て落ち込んで、お前は人間じゃないかもしれないけれど、人間として生きることならできる。元気になったらまた学校来いよ!またね、、、」先生の瞳には涙が少し薄ら浮かんでいた。


久宮「人間として生きることならできる。か、、、清水も生きててほしかった。人間じゃなかったとしても!人間じゃなくなったとしても!うああああああああ!!!」


そうして久宮は学校へ行き、クラスメイトから見た目を気味悪がられた。鬼みたいだとか。でも仲のいい友達はお前の見た目超かっこよくなってんじゃん!マジでかっけえええ!!!何でそんなにかっこよくなってきたんだ!!!!チクショー!!!!と大はしゃぎするバカの神崎もいた。久宮「神崎、お前あんまはしゃぎすぎんなよぉ」神崎「だってよぉ〜」でもそのバカに久宮は少し救われていた。


先生が教室から入ってきて、何事もなかったように授業を始めた。数学の授業を始めた。π➕πはパイパイだ!!!とかいうわけのわからない授業を始め出した。そして授業が終わり、先生に相談した。久宮「なんで、俺こんな見た目になったのかな。」

先生「なんでだろうねぇ、鬼としても人間としても見えるその姿だから、もしかしたら人間と鬼のハーフで、久宮の肉体で防衛反応が起き、鬼の血が強くなったから?とかかな、しらんけど。だって久宮両親いないじゃん!」

久宮「デリカシー!!!まあ、いないからあってもおかしくはないと思うけど、」

先生「でも前も言ったように、人間としても鬼としてもお前は生きることができる。お前が選べるんだ、お前が選べ。」

久宮「わかった!先生ありがとう!」


先生「おう!またな!」

久宮「俺はやっぱり人として生きたい!」

久宮がゴミを捨てに行ったら、いろんな大人達に蹴られまくった。大人達「化け物の癖に人間ぶってんじゃねぇよ!!!死んじゃうよコイツ笑!!笑笑!!!!もういっそのこと殺してしまおうぜ!参戦笑笑!!!」

久宮がボロボロになって、「うあああああああ!!!!!お前ら汚物こそ人間名乗ってんじゃねえよ!カス!!!!」と言い返し、どんどん蹴られる。久宮は人間としても鬼としても生きていけると言う言葉を思い出し、(鬼の生き方ってなんだ?人を喰らい、殺して生きていくことか?そんな生き方したら人には戻れなくなる。でも関係ねえ、一番中途半端この状態がすっごくムカつくんだよ、こんな半端な俺がああああああ!!!!)


久宮「俺の半分は鬼でできている。だから仕方ないよね。はは...!!!!」と数人殺した。そして一番蹴ってきた1人をそこで紐で吊るした。久宮「お前だけは生かしてやる、2度と俺に近寄るな。」

吊るされた大人「化け物の癖に俺の友達を殺しやがって!!!!」

久宮「意味がわかんねー。先に攻撃してきたのはお前らだろうが。」

と、そして家に帰る途中、「俺の馬鹿!!なんで殺しちまったんだ!俺が人間として戻れなくなるだろうが!とにかく吊るした人を助けなきゃ!」


久宮「吊るした人がいない!」周りを見渡して久宮は「これ、俺がやったのか、、、なんで!!!!」(まさか、鬼の防衛反応!!!)「うあああああああああああああああ!!!!俺は、人を殺した、、、。最低のクソ野郎だ。」


久宮は学校に行かなくなった。防犯カメラも映らないところで久宮が指名手配された。家にいることはできず、逃げていたら、先生が久宮の腕を掴み、先生の家で匿ってもらうことになった。

先生「事情はわかった。でも法律も一種の悪だよね。倫理とはかけ離れた選択を迫る時もある。まあ、ゆっくりしていきなよ。お前は悪くない。悪いのはお前を殺そうとした奴らだ、そいつらに報復してら何が悪い。」

久宮「...」

先生「そう自分を責めるな、俺はもう寝るからお前ももう寝ろよ。」

久宮「はぁい。まあ細かいことは明日考えよ。」


久宮「もう朝か、あれ、先生は?もう学校行ったか」

テレビ「速報です。蟹ヶ丘中学校に火災が発生しました。そして屋上には不審者が映し出され、小僧!!どこだ!!!!と叫んでいた。」

久宮「俺の学校!?しかもあいつ俺が吊るしたやつ!まだ間に合う!速く!急げ!俺の足!みんな!!!!」と走った。


校舎に入り、、あの時吊るしたやつが叫んで鎌を投げてきた。だから、自然と本能が浮き出て、久宮はそいつを殺そうとした。が、「もう、人間から遠のいたくない。」と言い、腕を止め、吊るした大人「笑わせる。人を殺した化け物のお前が、人間になんて戻れるわけねえだろろ!!さあ、俺を殺してみろ雑魚が」

久宮「邪魔だ、死にたいなら勝手に死んでろ!クズ!」と鬼の本能を抑え、悲鳴が消える方へ向かった。そこに見えたのは炎に囲まれ、1人ずつ鬼の火にも強い身体能力を生かし、一人一人を救出した。全て救出した後、久宮の体に限界が来た。

先生が外で「久宮がいない!探してくる!」

クラスメイト「待って!俺たちも探したい。一言謝りたい、あいつに酷いこと言っちゃった。」

先生「ダメだ。でも約束する。あいつを必ず連れ戻してくるからそんとき言えよ。」

久宮「呼吸が、呼吸ができない。、、、、、体が熱い、はっ、はっ、はっ、ぐ、ここまでか。」

先生「久宮はどこだ!どこだ!!!」と炎の渦に飛び込んだ。「ぐっ、体が熱い、負けてたまるかぁ!!!!!」

久宮「まあ、結局人間、鬼どちらでもない生き方で、死に方だったけど、みんな救えて人生に悔いは、、悔い、、、悔い、悔い!あるよ、俺も生きたい!!!!俺も死なずにもう一度人間として!!!」


先生「戻ってみるか、無茶なことしやがったなぁ、本当お前そういうとこ気をつけろよ、ま、それがお前のいいとこでもあんだけど、」

久宮「なんで、ここに来たの!死にたいの!?」

先生「なんでって、俺の生徒が死ぬと悲しいからだよ。ぶっちゃけ俺の生徒じゃなかったら命かけてないかもしれないな。だから理由は、俺にとって、お前が大事だからだ。」

久宮「変態馬鹿野郎先生め。」

先生「その言い方酷くない?事実だけど。」

久宮「俺まだ人間として生きられるかな。」

先生「そう何度も同じこと聞くなよ。馬鹿馬鹿しい。」

久宮「…」

先生、久宮「お前が決めろ」

先生「!?」

久宮「そういうことでしょ!わかってるよ、ありがとう!」と学校外に出てクラスメイト「久宮ごめん、酷いこと言っちゃって、助けてくれてありがとう!」

先生「ほら、俺たちはお前を人間と認めているぜ。」

久宮「こちらこそ!!!これからもよろしく!!!!」

先生「ただ、法律はこれを許さない。人間としていきたいならちゃんと少年院から早くこっちへ来いよ!」

久宮「うん!」

神崎「ほら!スッゲェカッコ良かったろ!俺の目は節穴じゃないってことだな、あはははは!!!!」

法律が善悪を決めるとしたら、この少年は悪であり、人が善悪を決めるとしたら、この少年は校内での英雄である。

楽しんでくれたら嬉しいです。

中学生の時に書いたこの物語は鬼として生きるとどうなるかを考え抜いたものです。


ちゃんとこの後みんな仲良く飯食ってますよー!

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