痛覚遮断
注意事項1
起承転結はありません。
もはや短編詐欺です。
ご不快に思われたら、ブラウザバックの後、ミュート、ブロックお願いします。
注意事項2
恋愛感情はないですが、結構深めのキスシーンがあるのでR15です。
苦手な方はご注意下さい。
痛覚が無くなったのは何時からだったか。最後に本当に痛いと感じたのは、あー、あれだ。友達と遊んで柵に座り込んでた時だ。高校にもなるのに、思い切り頭から落っこちて、頭蓋に罅が入ったかと思ったあの時だ。それ以外は……なんだろ。異変は感じるけど、何だかそれだけな気がした。
注射の時も、親知らずを抜かれた時も、自分に暗示をかけるように、呪文のように繰り返していた。
――痛くなぁい。痛くない。気持ち良い。気持ち良い。今の痛みが刺激になって、気持ちよくなるだけ。
でもこれ、私の声じゃ無いんだよな……。青年の嘲る声なんだよな。……私は何時からこんな被虐趣味に目覚めたのか。
そんな事を考えながらの歯医者の帰り、歯茎をあやしていた。ぽっかりと抜け落ちた喪失感を口腔全体で慰めにかかる。涙のように唾液は止まらないし、塩っぱい血が寂しいと叫ぶ。此処にいた子が居ないのだと。でも痛いから泣いてる訳では無さそうだった。帰ったら鎮痛剤でも処方してやろ。そうすれば違和感も無くなるだろう。
そう思って、人気のないガラクタ屋敷の前を通りかかった時だった。目の前から男がやって来た。ふさふさした白髪。秋めいて来たせいか、黒のロングコートを羽織っている。段々と距離が近付いて、其奴とすれ違った。……それだけで終わる筈だった。
不意に背後から抱き締められる感覚。物凄い力で腹を抱き込んで、耳元に顔を近づけた。
「なっ」
「大人しくしようね? 暴れた方が痛いから」
聞きなれた声。でも覚えがない。出会ってきた全ての顔を走馬灯のように流す。駄目だ。誰ともこの声に合致する奴がいない。
せめて顔だけでも拝もうと身を捩ったが徒労に終わった。唇だけを器用に使って髪を退け、硬いものを思い切り首筋に当てた。思い切りめり込んで来た。皮膚を突き破る感覚。チクリとした、注射をされた時の痛み。
「痛くなぁい。痛くない。気持ち良い。気持ち良い。今の痛みが刺激になって、気持ちよくなるだけ」
此奴、吸血鬼……!! もしかして前にも……!?
問い正そうとしたが、皮肉にも意識が眩む。酒を入れたような妙な酩酊感が全身を周り、意識が遠のいて行く。時折耳元で響くぴちゃぴちゃとした音だけが脳裏に木霊した。
くったりと力の抜けた女の子の体を抱き締めながら、顔を擦り寄せる。前に吸った時もそうだけど、一際良い匂いがする。だからついつい襲ってしまう。
僕は一頻り戴いて満足したから、もう支えるだけの存在。目の前で一心不乱に項に口を着けているのは、また別の存在。全く同じ顔だけど。
「もう。何時まで舐めてるの?」
「あ?」
「もー口が悪い!! お兄様泣いちゃ〜う」
物凄く不機嫌そうな目が此方を射抜く。まだ吸って居たかったのにと。
けれどもまた肩口に歯を立てる真似はしなかった。荒い言葉ばかりを回す口を、今度は彼女の顔に近づけて、僅かに鼻を慣らす。それからしたり顔をして口付け一つ。時折聞こえる唾液の絡む音から、結構熱烈に合わせに掛かっている。
「良い味。唾液と混ざるのも悪くない。甘塩っぱい」
「じゃあ、僕にも一口」
そう言って僕も彼女と後ろ向きに口を合わせた。前は血の匂いはしなかったから、こんな真似しなかったけど、今日は違う。ああ……凄く良い日だね。
「また襲ったら、お呪いかけてあげようね」
何れ連載で出ます。書いてるので。(恐らく半年後。先!!)
お兄さん、ブラコンな人格破綻者です。
弟は終盤まで出ません。代わりに口調くりそつな女の子が出ます。
お気に入り認定されます。
口が悪い子をすり潰すのが大好き。という悪趣味な野郎なんで。自覚無さそうなのがタチ悪ぃ。
煽るのは多分愛情表現の一環な気がします。
~以下、作者の異常な思考が入ります〜
注射苦手で、吸血鬼ネタが好きな方は、
吸血鬼の吸血シーンはこんな何だ〜。
とか思いながら乗り切ると良いと思います。
私はそれで乗り切って来ました。
ただの厨二病の戯言ですよ〜。
こうやって自己暗示かけると、不思議と痛くないんですよ〜!!
出来ればお好みの声で再生して下さいね。
あ、自分以外の人にされたら
怒って良いです。真面目に怒って良いです。
酷い言葉使いですが『殴られても文句言えません』。
お陰様で『痛い』が『違和感』に変わりました。
もっと良い言葉があったんですけど、痛み引いちゃったんで、違和感になりました。悔しいですねぇ!!
常にスマホ持って書き残して起きたいです。
いいネタになるので。
※本当、何だろ。この異常な思考回路。




