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詩集「tsutsuji」  作者: 津辻真咲
9/17

「自称味方」「重箱の隅」「変人部長」


「自称味方」


私(僕)は、彼女の自称味方だから、

私(僕)は、彼女の為に黙祷(黙認)する

私(僕)は、ミスを被る


“黙祷”

その命令ことば暗号あいず


右肩の無線機に

告げる


“潰しなさい”




「重箱の隅」


いつものように新聞を読んでいるあなた

誰も信じないって、言ってたの

実は、まだ覚えてるの

だから

好きって、的な、みたいな、代名詞のような事

言ってみた

「へぇ~、……それで?」

あ、信じた……じゃん。

そこらへん、つついてみたら、無口になった

あ、怒った……の?

細かい事が気になる的なドラマのマネしたけど

「似合ってねぇなぁ~……」って

秒殺された




「変人部長」


白い煙が上る

あの人は、いつも、葉巻の火をもみ消すの

変なの ……

味噌は、白、ワインは、赤、だって、

葉巻好きなのに、オールドボトルじゃないの

何でだろ ……

また、新聞離して読んでる

老眼のくせに、眼鏡かけないの

意地っぱり ……

コーヒーもチョコもブラックがいいって

バレンタインにあげるって言ってないのに、ふと言うの

おもしろい人なの ……


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