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詩集「tsutsuji」  作者: 津辻真咲
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「反旗の旗は白い旗」「彼は自動式」


「反旗の旗は白い旗」


晴れた空に舞う白い旗

最後に見たのはその景色

Come back to Life

目が覚めた時

時既に遅し

この国の旗は白い旗

初めて目にしたのはその意味

革命で

今のサイボーグになった私の中に

昔の私はもういない

記憶はあの子の笑顔と白い旗

街ゆく度にあの子の面影を追ってしまう

もしこの世が終わるのならば

最後に抱きしめたかった

このほし最高機関トップの前には白い旗

このほしの裏では白い旗を焼く人たち

もうよか?

あの人の言う通りだ

もう十分傷付いた

あの子へのレクイエムが流れる街で私は生きる

みんなの思いは同じじゃない

それを悟って




「彼は自動式」


いつもあなたは自動式

おはようと微笑んでも

またねと微笑んでも

いつもあなたは同じ言葉

スキの無いあなたが好きだけど

ちょっと悲しい

私とあなたの間で過ぎていく時空も全自動なのかな~

そんなことを考えていたら

あっという間に日が落ちる

あなたの歯車を狂わす方法は?


いつもあなたは機械式

あなたの手をずっと握ってても

あなたの手はずっと冷たいまま

いつもあなたは同じ態度

“好き”の無いあなたが好きだけど

ちょっと悲しい

あなたの大きな手でギュっとされたいな~

そんなことを考えていたら

私の頭にあなたの優しい手が落ちる

あなたの歯車はもう狂っちゃったのかしら?



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