表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/100

75話「幽霊の出るコンビニ」八幡八重花。

 コンビニって行きます?行かない人は珍しいと思いますけど、私はあんまり行かないんです。家からスーパーの方が近いんで。


 今回はそんなコンビニのお話です。


 これは雑誌で読んだんですけど。



 よくあるコンビニチェーンの一店が舞台です。


 そこも他のコンビニと全く変わらず、同じ商品を同じ季節に売っていて、人々の利便性のために頑張っていました。


 そんな便利なコンビニにも、自然と常連客は現れます。毎日の通勤通学のお供に立ち寄ってくれる人。帰り道、晩ご飯を求めてやって来る人。色んな人が。


 その店では、もう一種類の常連さんが居ました。


 夏にコートを着て、ホットコーヒーと温かいお弁当を注文するお客さんです。ちなみに冬にもコートで、コーヒーとお弁当。同じメニューです。


 はい。多分、人間じゃないんです、その人。真夏でも汗一つかいてないし。


 店員さん達も慣れたもので、その人の姿がうっすら透けていても、特に気にしません。


 一つだけ気になるのは、幽霊の現れるコンビニは、潰れるのではないか?という事だけです。



 幽霊の出るコンビニ。今どうなっているか、気になりますか?


 実は、今でも普通に営業しているらしいですよ。


 幽霊の使うお金は、いつの間にか消えてしまって、もうけになりません。


 でもその幽霊見たさに、別のお客さんがどっと押し寄せて来て、それなりに繁盛しているようです。


 良い話ですね。


 では、次の方。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ