23.二人の間
「はぁー、なんだか疲れたわぁ」
ノフィカの墓参りに付き合ってから数日たち、私はギルドでの細かい依頼を受けたりしている。
今日こなしてきた依頼は昨日から受けていたもので、少々遠隔地にある洞窟の中から一定以上の品質の原石を採取してくるというもので、距離的に泊まりとなる依頼だった。
クロウやエリアルの足を使えば余裕で日帰りできてしまう距離だったのだが、それでは私が野営になれるというもう一つの目的が果たせないためわざわざ途中で野営してきている。
そんなわけで今日、午前中に戻ってきて依頼を達成し宿に戻ってきたわけだ。
現在の時刻としては昼過ぎぐらいでまだそこまで遅いという時間ではない。
かれこれ首都に来てから十日程が経っている。
本来は四日ほどで帰路に付く予定だった。
予定が長引いているのはリリエラさんの病気の所為で、本人はすっかり元気そうなのだがノフィカがいまいち帰りづらそうにしており結局ダラダラと伸びてしまっている。
私は一向に構わないのだが、エウリュアレの方で心配されていないかだけが気になる。
この世界的にこの程度の予定のズレはどう受け取られるんだろうねぇ。
こんこん、と乾いた木を叩く音が響く。
ドアを叩かれたのだと気づいて体を起こす。
でてみればそこにはすっかり見知った人、リリエラさんの姿があった。
「ちょっと、話があるんだけど構わないかい?」
「ええ、かまいませんけど……そういえばそろそろ10日ですよね。もう少し滞在が伸びそうですし、また10日分払っておいてよいです?」
「いや、宿代はいいんだ。私のせいで長居させちまってるってのもあるからね、それに……命の恩人だろう?」
「別に恩を着せるつもりはありませんよ? 私には私の理由があったというだけです。それに宿屋が宿を貸してお金をとらなくてどうします」
あの時、リリエラさんが病に侵されたと聞いた時に、私は何もせずことの成り行きを見守るという選択肢もあった。
他の解決策だってあったかもしれない。
けれど、私は自分の能力と状況を考えて、足りない実戦経験と自分の見通しの甘さを差し引いてもなお、行動することを選んだ。
それをした理由はひどく打算的なものだ。
決してノフィカに対しての恩を感じてとかそんなものではなく、ここで成り行きを見守るだけに任せてリリエラさんが死んでしまったら、今後ノフィカに対して普通に接することができなくなるだろうと言う理由である。
リリエラさんが助かったことを喜んでいないわけではないが、おそらく行動したという事実があれば私はそれでよかったとも思う。
だからそれはリリエラさんが気にすることではない、のだが……どう感じるかは彼女の自由なのでそれも仕方ないだろう。
「こっちが恩に着てるんだよ」
そう言って、結局私が差し出そうとしたSilの受け取りは拒否されてしまった。
ノフィカの件からなんとなく思っていたが、この人は少々頑固なのではないだろうか。
立ち話も何だからとひとまず部屋に招くと、彼女はテーブル前の椅子に腰を掛け、私はベッドに腰を下ろして向かい合う形をとった。
「それで、一体どんなお話です?」
「ノフィカのことについてだよ。どうするべきなんだと、おもう?」
「どうするべき、とは?」
曖昧に濁されたその言葉、なんとなく意味はわかるけれどそのままでは答えるに少々困る表現だった。
「私はさ、ノフィカに帰ってきて欲しいんだ」
まぁ、見ていればなんとなくわかります。
ノフィカにそのつもりが無いことも含めてね。
「けど、ノフィカはエウリュアレに帰るつもりでいる」
確かに、その見立ては間違っていないだろう。
「この前のことがあるからなかなか言い出せないみたいだけどね」
「まぁ、彼女の役割的にも性格的にも言い出すタイミングには迷うでしょう」
彼女は巫女という役割上、そして性格を鑑みるにけが人や病人がいたら気にして動けなくなるタイプだろうからね。
「私は正直、エウリュアレがどんなところかよく知らない。けどさ、あの子もいい年だし結婚相手を見つけて腰を落ち着けてもいいんじゃないかと思うんだよ」
この世界的には確かにそうなのかもねぇ……。
私からすると十七なんてまだまだ若いというか、早いと思うんだけど。
と言うかそれ考えると私設定年齢上もうこの世界的には行き遅れ?
いやいや、今はどうでもいいかそんなことは、相手も居ないしな。
「あんたは冒険者……なんだろう? 女だてらに。そのへん、どう思ってる?」
「んー、それは私に対して所謂ところの、女の幸せについて聞いているってことです?」
「……ちょっと言葉としてはあれかもしれないけど、まぁそうさね」
……答えに困る。
私女性歴一月ぐらいしか無いんですが。
というかそういう女性は冒険者にならないんじゃない?
「私としては、正直よくわからないですが。世間一般に言うところの漠然としたイメージによる押し付けられた幸せなんてくそくらえだとおもうけど」
「……理由は?」
「しいて言うなら……私の幸せをお前が決めるな、ってこと。私の幸せは私が決める、それぐらいは決めさせてほしい、かな」
正直、この世界の一般的な価値観を私はまだよく知らない。
だからこんな答えをしていいのかも迷うのだが、私ならそう考える。
私の幸せは私が決める、それは誰かの幸せの為にあるものではなく、間違いなく私のためのものだ。
「あの子には、幸せになってもらいたいんだ。でないと……あの子の両親に合わせる顔がないしね」
「村でのノフィカは幸せかどうかは知らないけど、満足してるようには見えましたよ」
「そうか……満足してる、か……」
少し潤んだ瞳を私からそらして拭う、そんな彼女の気持ちがどんなものなのか予想をするのは簡単だった。
「少し、こちらからも話を聞いて良いですか?」
「ん、ちょっと、まって」
濡れそぼった目を袖で拭いて落ち着いたリリエラさんは向き直った。
店の受付ということも在ってか、ほんの少しの時間でその表情はすっかり落ち着いたものになっている。
落ち着いた様子を確認した所を見計らってのお話に入ろう。
「リリエラさんはいつからノフィカの母親代わりを?」
「十二年前のアイゼルネ大侵攻のしばらく後だね、ノフィカは両親と姉を、私は一人息子と旦那なくしてお互いなんとなく……もっとも、一度も母さんなんて呼んでもらった事はないけどね」
「ふむ、一つ確認したいんですが先ほどの、ノフィカの両親に合わせる顔がない、みたいなことを彼女に言ったことは?」
「何度かあると思うけども……」
「なんだ、貴女もノフィカが自分の娘だとは本当は思ってない……いや、思えていないんじゃないですか?」
さっきの言い方、それは預かっている子供に対しての言い方だ。
実際の所、彼女にはそういう認識が少なからずあるのだろう、でも子供は敏感だ。
そういう気配をなんとなくでも感じ取って、感情で答えを出してしまう事はざらにある。
私の返した答えに絶句したリリエラさんに、私から言えることがあるとすればこれだけだろう。
「幸せになってもらいたい、でないとノフィカの本当の両親に合わせる顔がない。なるほど、それはいいです。でもそれは貴方の、ノフィカの両親に対しての思いであって、ノフィカに対しての思いではないのでは?」
私から返せる、私なりの考えはこの程度だ。
正直歳の差を考えればそのまま怒鳴り散らされてもおかしくないようなことを言った気もするけれど、思いの外彼女は真剣に考えこんでしまった。
リリエラさんが小さく礼を言って部屋をあとにしたのを見送り、私はドアのカギをかける。
これからすることはできるだけ人に見られたくはない、そのためカーテンも閉めて魔術で明かりを用意した。
やりたいこと、というのは先日の制限解除で開放されたスキルの準備である。
物品開放というのがそれで、7マスのインベントリが新たに追加されている。
7種類、一定の重量までの消耗品に限定されるアイテムを入れておくことができる。
アイテムは読解者のスキルである"物品開放"をつかって使用することで、様々な効果を得ることができる。
例えば毒物、"麻痺蛾の鱗粉"を使えば対象を一時的に麻痺にできるほか、武器に使用することで一定時間麻痺毒を付与することができるなどである。
ど様々である。
設定上は、様々なアイテムを持ち前の見識を生かして多岐にわたって活用できるというものだった。
そんなわけで一度インベントリをちゃんと整理して、有効活用できるものをそこにセットしておくべきだと判断したわけである。
無論、私をこの世界へと送り込んだであろう推定神様との連絡を取れる手段が無いか、インベントリを調べ直すという意味合いもある。
インベントリからアイテムを取り出してはデータを思い出すか、万物の叡智で確認するかして用途を確認していく。
無論すべて知っている、私がかつての世界で集めた物品達なのだが、一部現実化による影響で効果範囲が狭まったり拡張されたり、思わぬ副次的な効果が発生する可能性のあるものがあったりと、作業は意外と難航した。
理由は二つで、一つはアイテムの種類が単純に多い事。
そしてもう一つは、本来読解者が存在した世界である、大樹世界ユグドラシルとは別の世界から持ち込まれた多数のアイテム群までもが使用可能となっていたことである。
例えばとあるゲームから持ち込まれた"爆ぜぼっくり"、ゲームではどんな距離で使おうと自分に被害は無かったのだが、今は新たな一文が追加されている。
範囲:半径2m無差別
おそらくだがその範囲内に居ると巻き添えを食らうということだろう。
威力的に結構使い勝手の良い消耗品だったのだが、今は迂闊に使うことのできない代物へと変貌している。
威力のわからない爆弾なんて怖くて使えない。
そんなわけで自分の考えうる範囲──は、まだ甘いだろうから単体効果のものだけを厳選することにして今はこの危険物はしまっておくことにしよう。
ちなみに先日魔術具屋で購入した刻印符と刻印針はここに入れておいても使えるようだが、入れなくても問題がないためこちらのスロットを使用していない。
手札は多いほど良いのだ。
結局のインベントリの整理作業は夕食前、ここ最近としては珍しくノフィカが誘いに来るまで続き、半分も終わりはしなかった。
私は散らかしていたアイテムたちをまとめてインベントリに仕舞いこみ、彼女と一緒に階下の酒場へと足を運んだのである。
地下は相変わらず盛況だが、来る時間が少し早かったおかげか以前に比べて座る席がないという程でもない。
適当に空いている席に腰をおろしてノフィカと一緒にメニューを眺める、彼女は鶏肉のサラダとポタージュスープにするらしい、なんというかもっとしっかり食べないと肉がつかないんじゃないだろうか。
まあ、スレンダー系だから仕方ないのかもしれないけど。
私はメニューからまだ食べたことのないものを幾つか選び注文を終える。
やはりせっかくの異世界なのだからいろいろ食べてみたいのだが、なんというか極普通に人が食べそうなものばっかりだ。
別にゲテモノが食べたいわけじゃないんだけどもね。
ゲテモノといえば、先日倒したミノタウロスの肉なんかも普通に食べれると小耳に挟んだのだが、流石にアレは食べる気にはならないのでインベントリの肥やしになっている。
誰か処理してくれんかな……でも下手に喰わせて大丈夫か心配だ。
「リーシア様、先日はありがとうございました」
「ん? ああ、いいのいいの、今までいろいろお世話になってるしね」
「……平然としているようだが意外と危なかったのではないか、とアーレイスさんはおっしゃってましたよ。ご無事で何よりでした」
アーレイスさんもそんなことわざわざ言わなくてもいいのになぁ、と思いつつも私はなんとなく居心地が悪くなって視線を逸らした。
それでなんとなく察したのか、ノフィカはその話を切り上げて別の話題へと変えた。
「そういえば……母さ──リリエラさんになにか言ったりしましたか?」
「昼過ぎに部屋に訪ねてきたから少しお話はしたなぁ、特にこれといった事は無かったと思うけど」
「そうですか、実は少し反応が変わりまして……もしかしたら数日中には落ち着くかもしれません。そうなったら、エウリュアレに帰る予定を決めれそうです」
「そっか、それじゃあ日をまたぐような依頼は受けないようにしないとね」
またあののどかな、村の目的とは相反しているのだろうけども、平和な村に戻ってしばらく過ごすのも悪くない。
首都であるウィルヘルムはその規模から人が多くて、いささか私には落ち着けない場所という印象のほうが強いのだ。
私もやらかしてしまったからしばらくほとぼりを冷ましたいところだしね。
しばらくして運ばれてきた料理に口をつけながら、依頼の最中に起きた出来事を話したり、ノフィカのちょっとした愚痴を聞いたりと楽しい夕餉の時間は過ぎていく。
大体食べ終わったところで私は先日購入したもののことを思い出してスプーンを置いた。
「そうだノフィカ、これを渡しておくわ」
「なんですかこれ? 随分綺麗なものですけど」
彼女の前に差し出したのは十本までの刻印針を込めることができる布製のバンドと、それにセットされた六本の刻印針だ。
「刻印針っていう、中に刻印魔術とかを込めておける道具。こっちの三つは氷系の術を、残りの三つは風系の術を込めてあるの」
「……リーシア様の込めた術とか規模が怖そうなんですが?」
ノフィカの耳にもフローネ山を広範囲にわたってあらぬ惨状に追い込んだ話は届いているらしい、魔法とはいえ最下級の、しかもシステム的に使用したものだからそこまでの威力は無いはずだが、そんなことはノフィカもわからないしねぇ。
「そう? 氷系の術が込めてあるのは……対象に向かって大木が飛んで行くと思えばいいわ。風系の術は……そうね、対象を中心に家ひとつ分ぐらいの大きさの暴風圏を生み出すと思えば大体間違いないと思う」
「怖いんですが」
「まぁ、もしもの時の護身用に持っておきなさいな。プレゼント」
「……護身?」
ノフィカは護身という言葉が崩壊でもしたかのような表情を浮かべている。
ちょっと過剰防衛かもしれないけど魔物相手なら別に問題無いだろうと言うのが私の判断だ、人間相手用なら刻印符ぐらいのほうがいいだろうが。
しばらく戸惑っていたノフィカだったけれど、私がこれを渡そうとした理由などを考えるとおとなしくそれを受け取ることにしたようだった。
どういう代物かわかった以上、相応の値が張ると考えたのか幾らかと聞かれたのだけれど、私からのお祝いということで、と濁しておく。
この時期がノフィカの誕生月であるというのは、リリエラさん、ユナさん、ゼフィアくんから確認済みなのだ。
色気はないお祝いかもしれないけど、もしもの時の備えをしておいて欲しいと言うのは素直な気持ちのつもりだ、自分の身の回りのことには気をつけてほしい。
「これって、どこにつけておけばいいんでしょうか?」
「利き腕で取りやすい場所がいいらしいわよ、二の腕あたりとか、小手を使ってる人はそこに仕込んでたりするんだって」
「となると私なら腰か左腕あたりですかね」
形状的にそれならば腕がいいだろうということで、私がノフィカの左二の腕あたりにつけてあげる。
何度か動作を確認して落ち着いた位置を探すことに成功した。
「袖の飾りが鑑賞してちょっと邪魔ですね」
「常備するんであれば少し仕立て直したほうがいいかもしれないね、明日にでも服屋に出掛けてみる?」
「それは、素敵ですね」
私の提案にノフィカは少し困ったように、けれど楽しそうに笑ってくれたのだった。
ノフィカとの楽しい夕餉の時間も終わり、酒場を後にすることにした。
途中受付でリリエラさんから湯とランプの脂油を受け取って部屋へ戻る。
湯浴みするという文化がないこちらの方ではこれぐらいが限界なわけだ。
部屋の鍵をかけ、窓のカーテンを閉めてランプに明かりを灯して準備万端。
魔術でも代用できるんだけど、こういうのは自然の火のほうが好きなのでちょっとした贅沢というやつだ。
幸い油脂代については十分なぐらい稼げているので気にする程でもない。
服を脱いでタオルを濡らして固く絞ってから体を拭く。
部屋で裸になっているのはなんとなく落ち着かないで手早く済ませてしまおう。
水には柑橘系の香りづけがされて、これが女性のイメージ作りにある程度影響があるらしい。
まあ、香水みたいなものだね。
お風呂がないため多少匂いでごまかしているという点もあるのだろう。
せっかくなので私はレレオという、オレンジみたいな香りのするものを選ばせてもらった。
早くお風呂を普及させるか、さもなくば自分の拠点みたいなものを手に入れてそこに湯船を用意するぐらいはしたいなぁと思いつつ、肌寒さにいそいそと服を着こむ。
その時になって、ベルトのブックホルダーが緩んでいたのか音をたてて床へと落ちた。
そういえばこのブックホルダー、気に入ってそのまま付けているけれどもともとプロフェッサーのデザイン裝備でありデータ事態は無いはずだ。
無いはずなのだが、それにしては気になる。
試しに万物の叡智で調べてみるものの、オラクルという名前しか表示されなかった。
神託、その言葉の意味を思い出し私の脳裏に一つの可能性が浮かぶ。
アイテムとしてははじめて詳細がわからない代物だ。
可能性は十分にあるように思えた。
インベントリの整理をほったらかして、ベッドに腰を掛けて私はその本をそっと開く。
直後、世界がひっくり返ったのではないかというほどの強い目眩とともに、私の視界は暗転した。
気づいた時には私は真っ白な部屋、というよりは空間で豪華な椅子に腰掛けていた。
正面には凝った彫刻の施された豪華なのテーブルと、その上に用意された正式な作法に則ったお茶の準備、この香りは紅茶だろうか。
ケーキにクッキー、パイにジャムといった各種のお茶の準備がなされており、その正面に真っ白い髪に赤い瞳をしたアルビノと表現するのが近いだろう容姿に穏やかな表情の青年が椅子に腰を下ろしている。
周りを見回してみても私と彼以外の誰も居らず、この場所がふたりきりの空間であることが確認できるだけだった。
無意味かも知れないが、一応警戒はしておくべきか。
「やっと本に気がついてくれたようだね、僕のことを覚えているかな?」
「生憎だけど、……あなたは私のことを知っているの?」
「僕はもちろん君のことを知っている、君をあの世界に送り出したのは僕だしね」
なるほど、つまりそういうことなのだろう。
「なるほど、つまり貴方が女神エウリュアレ……随分と中性的ね、女神というからもっと女性らしい体つきをしているかと思ったけど」
「いや、僕はマギカ……」
「あれ?」
自信満々に言って、そして思いきり読み違えた。
いや、うん……中性的っていうより確かに線の細い男性的ではあるんだけどさ。
「彼女の名誉のために言っておくけど彼女は見た目はクール系で性格はかわいい系の、ちょっと大人びてて妖艶な感じの美人さんだよ。まぁ、話をすすめていいかな?」
「……どうぞ」
どことなくいたたまれない気持ちになりながら、この世界の創造神であるマギカとの話は始まった。
回を重ねて推敲を繰り返す度に一話の文字数が増えていく今日このごろ……。
しつこくならない程度に修飾、というか補完する感じにしているつもりですがどうでしょうか……?




