日常
秋月との一件が終わりとりあえずは能力者が起こす事件はなくなった。これによりニュースは『今のつけがいつか来る。今はこれよりも大きな爆発を起こす装置を作っている』と不安を仰ぐような発言をしているが、
「そんな事するわけないじゃないですか!もうあれ以来懲りました」
と事件の犯人である秋月 灯灯は不満げな顔をしながら弁当の卵焼きを口に放り込む。
「だいたい女の子一人に何ですかあの仕打ちは!大の大人が爆弾投げたり機関銃で撃ってきたり」
「・・・本当にすいませんでした」
横で弁当を食べながら桃花 鳥春は申し訳なさそうに謝る。直接秋月に攻撃をしたことはなかったが桃花も秋月を攻撃した『対能力者対』の一人であった。
「本当に何着も制服を台無しにしたんですからね!」
「「そこかよ!」」
桃花と声が揃った。クラスメイトの視線が一気に集まる。そんなことお構い無しに秋月は話を続ける。
「それに!一番意味わかんなかったのは服が破れたら急に顔を赤くしたり鼻の下を伸ばしたりする男の人ですよ!だんだん服のスレスレ狙ってくるようにする人だって出てきましたし」
「それは後で上層部にに言っておかなくちゃいけないわね」
桃花が悪い笑みを浮かべる。
「さ〜て、今夜はハンバーグになりそうね」
「おい、桃花!なにする気だ!」
「わ〜ハンバーグですか、いいですね」
「秋月!それは意味をわかって言ってるのか!?」
そんな会話の中秋月がそうだ!と話題を変える。
「都市部の方で勤労感謝の日の祭りがあるそうですよ」
「なんだそれ?」
俺は秋月に問いかける。子供が親のためにするならまだしも一般人である秋月の目に留まるほど勤労感謝の日にする祭りとはなんなんだと疑問を持った。
「私、爆発ばっかりさせて学校行事にもまともに参加できてなかったんで、何か行事に参加したいな〜て思って調べたら出てきたんですよ。もしよかったら2人も一緒にどうですか?」
俺は純粋な疑問を持っていたがどうも桃花は何か怪しんでいるようだ。
「詳しく教えて」
「あ、はい。ちょっと調べますね」
秋月はスマートホンで検索する。
「ありました。どうやら勤労感謝の日をより大切にしようというのがコンセプトらしいですね。場所はビルの玄関前、12時からです。あ、でもこれ対象は20歳以上の人なんで私たちは参加できませんね」
桃花はさらに内容に疑問を持ったようだ。もちろん、俺も同じだ。開催場所に年齢制限。感謝される大人はいるが肝心の感謝する人が誰なのか見当がつかない。
「川村くん、ちょっと行ってみない?」
「え、でもこれ20歳以上ですよ」
秋月が言う。
「何かありそうなのよ。できれば秋月ちゃんも来てくれる?」
「はい、それならいいですけど・・・」
秋月はぽかんとした顔で言った。
こんにちは!春桜 結分です!
書かないと思っていましたが続編です。本当は他にもこのシリーズで用意していたんですが多いので1だけでやめようと思っていたんですがどうしてもこれは書きたいと思い書きました。また楽しんでもらえれば幸いです。
あ、『ハイカラの道をゆく!』も書いていきます。
それでは最後まで読んでいただきありがといございました。




