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僕らのおはなし  作者: 私さん
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真っ白なキャンバス


例えば目の前に大きてく真っ白なキャンバスがあるとする。


物心着いてから中学校を卒業するまではただ1色をひたすら塗り続け、


高校から大学まではただがむしゃらにたくさんの絵の具を使ってキャンバスを汚した。


就職して1、2年目までは恐る恐る慎重にテキスト通りに色を塗り、それ以来は決して適当というわけではないがささっとテキスト通りに色を塗った。


ただ、今は目の前にあるキャンバスをどうしたものかと見つめテキストを放り投げあぐらをかいている。

この色を塗ろう、あの色を塗ろうと考えるものの、結局は面倒くさいと筆を投げている。




そんな俺の前に筆を持って「一緒に塗るか?」と笑いかけてくれる人たちが現れたら俺のキャンパスは一体どうなるのだろう。




今の俺には想像もできない。



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