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プロシュート  作者: ボクノート
第1章 気づき力
12/21

「家庭のルール」

「ただいま」

誰もいないだろうと思っていうと

「おかえり」

家には妹がいた。

「今日の夕飯コンビニだけどいい?」

「うん」

「ごめんな。今日はなんか疲れて作れない。」

この家ではルールがある。それは掃除とご飯づくり、洗濯を一週間交代で行うことである。

そう、昨日はうえはがやってくれたおかげでかなり助かっていたのだ。かなりというか相当である。

「昨日のカレーって残ってたっけ?」

俺は不意に思った。

「あんなにおいしいカレーが残るはずないでしょ」

即答であった。

「そうですよね。」

正直名残惜しかった。

今日もカレーが食べられたらなと心のどこかで思っていた。

「机の上にご飯置いとくからな」

「はいはい」

テレビを見ながら返事をする紗夢に少し腹を立てながらも、俺急いで洗濯物を取り込みたたまなければならなかった。


すべての仕事を終え時計を見ると、十一時を回っていた。

「やばい。課題終わるかな。」

今日はやけに課題があった。

「終わらないな」

と声に出してそっと課題をカバンの中にしまった。

それよりも考えなければならないことがある。


どうすれば部活を存続できるか。


外では救急車の音が響いていた。


気づくと太陽が昇っていた。二日連続の寝落ちである。

「またやってしまった。」

下に降りると、

「おはよう」

妹はもう起きていた。

「パンおいてあったよな」

「あったから適当に食べたよ。それじゃあいってきます」

「いってらっしゃい」

ふと時計を見ると八時を回っていた。


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