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第五章 そして

全五章で完結します。

今回が完結章です。

しばしおつきあいください。

ピピッピピッ。

目覚ましのベルが鳴る。

朝。

また、新しい一日が始まろうとしている。

ううん、もう、始まっているのかもしれない。

そう、始まっているんだわ。

目覚めた瞬間に。

手を開いた瞬間に。

そして、一秒一秒。もう歩き始めている。

一歩一歩、不安定だけど、確かに。


あたしは思いっきり伸びをして、昨日のあたしと明日のあたしに、

「おはよう。」

といった。

残暑のたまらない暑さもまだ感じられない、さわやかな朝だった。


かげろうは飛んでいた

真赤な夕日の中を

雲は流れていた

絶間なく

明日に続く 一本の道を

まるで 何かを探し求めているかのように


大空のなかを




読んでくださって、ありがとうございました。

もうずいぶんと前に書いた作品です。

こうしてまた、誰かに読んでもらえること、本当に嬉しく思います。

それではまた、次の作品でお会いしましょう。

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