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第四章 智子

全五章で完結します。

今回は第四章、智子です。

しばしおつきあいください。

移動教室。音楽室へ向かう廊下の途中。

「智子、おそいっ。」

まったく。ルーズなんだから。

最近、輪をかけてとろくなってる気がする。

「ごめん、ごめん。」

「っとに、もう。」

ふと、窓に映った自分の姿が目にはいる。

やだ、ぶすったれた顔。



誰かを好きになることが

こんなにつらいことだったこと

ひさしぶりに

思い出した


君のせいだ

君のせいで

あたしは心が痛すぎる



今の、何。

ガラスの中に、また、かげろうの姿。

何なんだろう。智子の思いなんだろうか。

・・・ああ、それで。廊下を歩くのが遅いわけだ。

ずっと見てたんだね、廊下の窓から。ヒロインしながら。

ふふ。みんな、生きてんだ。

いろんな思いをこめて。

自分しか、見えなかった自分がね、恥ずかしいよ、智子。

人の事も考えられる、余裕のある人になりたい。

なれるだろうか。

ううん。ならなきゃ。ならなきゃいけないと思うよ。

ね、智子。




ありがとうございました。

次回はいよいよ、最終章です。

それではまた、お会いしましょう。

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